ちょっとだけ使いたいという時にピッタリの100円セメントは、今でも我が家にとって非常に助かる存在になっています!(量的にもコスト的も最良なので)
今回は前記事の追加みたいにはなりますが、本当に安価で便利なダイソーのセメントに感謝の意を込めて綴っておきたいと思います(^^)/
昔はそんなにも気にならなかった程の隙間でしたが、経年による地盤沈下の影響なのか最近頻発している地震の影響なのか分かりませんが、以前よりも大きくなって最近は気になる位になっています。
温暖化等のためなのか近年は特に大量の雨が降る気候になってしまったので、こういった隙間があると雨水の地盤への浸み込みが心配になります。
経年劣化も含めてのことですが、水の流れが断続的に続くと固いコンクリートでもさすがに絶えられず少しづつ削れていくのです↓
コンクリートに鉄筋が入っていたとしても当然にその下は土になっていますので、広がった隙間から以前よりも大量の雨水が浸み込んでいけば地盤が緩んでいくかもしれません。
雨水はコンクリートには浸み込みませんので隙間がなければ、傾斜によって自然に門外へ流れて道路に設置されているグレーチング蓋の雨水桝へと導かれるわけです。
ということで、大雨の季節に入らない今のうちに この広がっているブロック塀とコンクリート地面との隙間を埋めておこうと思いました。
そこで再び登場するのは、100均のセメントです!
ダイソーで販売しているセメントは数種類あるのですが、近くの店には600gと700gの2種類がありました。仕上げと補修用の2つですが、その違いがはっきりとは分かりませんので両方をとりあえず買ってきました。(仕上げの方が骨材等成分が薄いのかもしれません・・)
施工範囲として記載されているのは、100gの違いはあってもほとんど同じくらいの範囲です。
今回使用したい範囲は約4mの長さがありましたので 《下の図の1/3(3cm幅で3m60cm)で考えることにして》とりあえず700gの方を始めに開けて使ってみます。
*強風の時は粉が飛散するので注意します!& 吸い込まない様できればマスクもしておきます!
微細の砕石が含まれている700gは量的にけっこうあるので、小鍋いっぱいになります!
そしてこの後に水を入れていくのですが、前回でも記した通りに 最初のうちはパサパサで掻き混ざるのが重たいです↓
さらにだんだんと緩い練り具合になるまで、少しづつ水を加えていきます。
使い捨てができるようにアイスの棒を使いましたが、最初は練りにくくて折れそうになります。
やがて水分との割合が適したドロドロ状態になると、かき混ぜやすくなり棒がスムーズに動かせるようになりました↓
この柔らかさが毎回微妙に難しいので、ドロドロ状態になりつつある途中から加える水の量に気を配るのです。
ある程度にセメントが出来上がったら、施工する隙間の箇所をブラシなどを使ってゴミなどを取り除きます↓
ある程度ドロドロ状態に出来上がったセメントならば、すぐには固まってしまうことはないと思いますが、なるべく早めにスタートしておかないと後のセメントが塗りにくくなってしまいます。
軟らかい状態のセメントならば小鍋から施工箇所へ落としていけますが、あまり水っぽい状態だと硬化の効果も失ってしまうので難しいところです。
セメントが水っぽいと充填はしやすい反面、セメントの硬化力も薄くなります(水っぽい状態↓)
ドロドロ状態のままで少しづつ塗っていくのには時間も手間もかかりますが、薄め過ぎで硬化しなくなったら意味がありませんので、仕方なく小さめのスコップを使って地道に塗っていきました。
ドロドロ状態で施工箇所へ振り分けても、徐々に水分が抜けてパサパサに近づいていくので 水はまだ手元に必要です。
↑大きな隙間穴になっていた箇所も、セメントを埋め込んで塞ぎました。
この小さなスコップに半分くらいの少量の水でセメントの粘度を調節できますので、予めある程度の配分をしておいても大丈夫です。
偶然か上面積図の計算通りか、長さ約4mほどのブロック塀とコンクリート地面の継ぎ目(隙間)は、この700g一袋分でちょうど使い切る量でした(^_-)-☆
これでひとまずコンクリートの隙間は埋まりましたので満足しましたが、あとは耐久性がどのくらいあるか、何年ぐらい保てるかです!(前回の施工箇所も数年保っているので大丈夫だとは思いますが)
後日、乾燥した様子↓
ともあれ、100円セメントで4mの隙間を塞ぐことができたのは本当に良かったです。
ちょっとしたこの程度の補修にとって ホームセンターに売っているのは多すぎますので、ダイソーなどの100円セメントは ちょうど良い量と本当にお助けコストだといつも思います!
【追記】コンクリ床のヒビにも使ってみた→次のページ