下抜きで車のオイル交換をする時、ドレンボルトを回し外すと急にドーッと廃油が飛び出して手がオイルまみれになることがありますね~!
上抜きの時は下のドレンボルトを外さないので大丈夫ですが、年に一度のオイルエレメント(フィルタ)交換の際は下抜きを同時にするために、どうしてもボルトを外すことになってしまいます。
確かにネットなどで調べるとこの用具は販売されているのですが、これのために買うほどの価格ではないと思い、このくらいのならば安く簡単に作れるのではと考えるわけです。
そんなところで今回 、100円ショップで売られている品で(棒状のものと磁石で)組み合わせて作れるのではないかと思いついた自作品です!
これならば長さもある程度調節ができて、しまう時もコンパクトに収まるので良いと思いました。
太めの先端側に強力磁石をアロンアルフアなどの強力接着剤で取付するだけの簡単なDIYという感じです。(鉄部に付くので作業時も収納の際も便利なのです)
それではさっそく試してみることに。まずはエンジンをかけてオイルを少し温めてエンジン停止。
さっそくオイルパンのドレンボルトを緩めるのですが、メガネレンチでは固くて回らない場合、タイヤ用等のトルクレンチだとすんなり楽に回ります↓
ドレンボルトはパッキン部分さえ解ければ後は指でも回りますが、すぐにはオイルが漏れてこないので大丈夫です。
ここである程度まで(若干オイルが見えてくる程度)予め回して緩めておくと良いかもしれません。
オイルが少しだけ見えていますが、ここから後はドバーッと出るので普通は手がオイルまみれになるわけです。(当然ですが、下にはオイル受箱か処理箱を置いてあります)
↑のように今回は自作の用具を使って回していきますので、たぶん今までのように手がオイルまみれにならないでしょう!
少しづつ回して一気に勢いよく廃油が出てきましたが、この自作用具のおかげで手にオイルは付きませんでした!
ドレンボルトと用具の先端側にはオイルがべったりと付いていますが、ドレンボルトは落ちずにしっかりと磁石でくっ付いています。
ここで今回の自作品を使ってみての要点としては、予めドレンボルトをなるべく回し緩めておくと空回りせずに磁石にしっかり付いて回るということと、棒と磁石は強力に接着していることだと思います。
ともあれ、100円ショップの2品で簡単に用具を作れたのは非常にコスパが良かったのでした・・
*これは後から思ったことですが、予め緩めたドレンボルトを回すだけなら(100均品は)他にも様々な物はあると思いました(例えばワイヤーハンドやピックアップツールなど)ので、自分なりの使い方ができるかもしれませんね(^-^)・
*おまけ記*
今回はドレンボルトをマグネット付に変えて取付してみました↓
今回 同じ14mmサイズのものを取り寄せたのですが、なんかネジ部が小さい感じがして付いていたパッキンも内径が大きくて少し心配でしたが・・
思っていた程には心配なく、無事に漏れもなくハマってくれました(^_^)
噂なので試してみないと分かりませんが、このボルトに付いている磁石でエンジンオイルのスラッジ・鉄粉がどのくらい付くのかが分るというものです。果たしてどうなのか・・次回の交換で分かるでしょう。
つづく・・