アルカリ水・還元水は本当に抗酸化に良いのか?実体験から考える記




ふと自分の手の甲を見た時、以前よりも張りが無くなって細かい皺が出ていることに気づく、そんな年齢が誰にでも訪れます。最近の私のように・・

若い時にはほとんどが健康に関しては無関心ですが、歳を取ると「健康関連品」を勧められる対象になっていることが自分でも分かります。

先日、知人から勧められた「健康の水・アルカリイオン水・還元水」は 抗酸化対策として以前から知られているもので、国内の大企業(有名な会社名)でも製造販売しているようです。

いろいろなアルカリイオン水や水素水など現在はスーパーやドラッグストアで販売されていますが、今までに実際一度も買ってみたことはありません。あまり効果があるとは思えなかったからでもあり、実際には信じていないというのが本音だったかもしれません。

そんな中で最近、試験的に借りて使っている電気分解して作る還元水・アルカリ水の効果が実際にあることを自ら体験できたので、今回はこのアルカリ水・還元水というものについて詳しく調べてみようと思いました!

今回は、この不思議な水の秘密を調べてみよう!

酸性とアルカリ性の性質を考えてみる

最近になってアルカリイオン水生成器のコマーシャルが特に多く流れるようになりましたが、それだけ多くの企業が効果の確信を得て製造販売するようになったのかもしれません。

酸性とアルカリ性について調べると様々なサイトや動画サイトで詳しく説明していますが、やっぱり実際に自分の目で確認するのが一番信じられるものです。

以前にもTVのドキュメンタリー番組で特集されていたものがありますが、観た時には感心しても実際には流し終わってしまうのが普通です。

しかし今回は、実際に使っているうちに「普通の浄水との違い」をはっきり感じたので「還元水という水」について詳しく調べてみようと思ったわけです!

酸性水を使って顕著に効果が出たことやアルカリ水を使ってはっきり効果が分かったことなど後で書きますが、全てが実際に自分の目で見たことなので信じるしかありません。

今まで使っていた浄水器の水といったい何が違うのか、どうしてこの不思議な効果が出たのかをここから考え始めたのです・・。

そこで まずは水の質類についていろいろ調べ、それを自分なりに分かりやすい図にしてみました↓

上の図からも分かる通り、酸は物を溶かす力も持っているので与える影響も大きいです。(食べ物を溶かす胃酸の力とか)

酸はバイ菌をやっつけたり消毒に使える役目がある一方、鉄を錆びさせることやリンゴを切って置いておくと酸素によってすぐに色が変わっていくのはご存知のとおり、空気中の酸素も酸というわけで細胞にとっても実は怖い存在なのです・・。

この細胞を傷つけるという活性酸素ですが、生きるために細胞に必要な酸素を取入れているその副産物みたいな存在でどうにも仕方ない代償なのでしょう。

しかし賢い人間は長年の研究から、この細胞を錆びさせるという活性酸素を中和(抑える)させることができるかも・・という方法を打ち出しました。

それが酸性をアルカリ性で中和化です!

成人となった人体は細胞に酸性が多くなった状態になっているため「活性酸素による錆が大きい」とすれば、そこをアルカリ性にもっていけば錆の発生を抑えられるはず!という理屈です。

いわゆるアンチ エイジングってことなんだろうか?

酸性からアルカリ性へ 悪玉の活性酸素を抑制できるか

酸素を取入れて細胞を存続させている生物の構造ですが、その副作用として活性酸素の発生による細胞にとっての錆びが発生してしまうといわれています。

その活性酸素という悪いおまけをどうにか抑えることができれば、細胞もDNAも傷けられることが少なくなって回復や修復能力が成長期のように復活するのではないかということです。

健康体の元気な細胞になれば、病原菌・細菌などからの抗体力も上がって病気も抑えられます。

↑の画像通りけっこう前の放送みたいですが、TV番組でクローズアップされたその1カットVTRが動画サイト(YouTube)でもアップされていました。

壊死していく足の指が不思議な水(還元水)によって回復方向へ反転していく内容の実録・ドキュメントで、「奇跡体験アンビリバボー」という番組でした。(還元水で糖尿病等の病気を治療する特集

アルカリ性の高い水(例えばPH9.5など)を毎日沢山飲用し、患部には殺菌効果のある酸性の強い(例えばPH2.5など)を洗面器に入れて漬けるという治療でした。

すると驚くことに、45日ほどで歩ける状態へ変化していったのです!(これは医学的にも驚くべきことでした・・)

この病院では他にも、アトピー性皮膚炎や内臓疾患、循環器疾患の患者にも改善の実績が出ていましたが、しかしなぜこの水が様々な疾患に良いのかは医師でもはっきりとは分からない(解明できない)とのこと・・。

ただ言えることは、水のPHレベルによってその効能・効果が大きく異なるということです。

酸性は「錆びさせる」というデメリットがありますが、一方では「消毒」というメリットもあります。

*強酸性水で悪い菌を抑えるというのは実証されていることです・・

水を電気分解すると酸素と水素に分れる現象とアルカリ水の生成

先に記した通り、機器の中で電気分解された水は2つに別れて出てきますが、どういう仕組みなのかをあらためて調べてみました。といっても、中学校の時に理科の実験でやったことがあるのを完全に忘れているだけなのですが・・

ここで理科の実験を思い出して、還元水生成を自分なりにわかりやすく簡単な図にしてみました↓

 

(↑実際の水は両方透明です)

誰もが知っての通り、水の化学式は「H2O」なので水素と酸素が結合しているわけですから、それを電気で分離させると理科の実験でも2つの性質に分かれていました。(酸素側に火を近づけると普通に燃えて、水素側だと一瞬ボっと爆発します)

上の図で水素発生した側の水は還元アルカリ水、酸素が発生した側の水は酸性水となっているので今回のこの生成機器の排出口も上下2つになっています。還元水生成器の簡単な図↓

↑実際の水は透明です・・

アルカリ水を排出する時に水素も一緒に出てくるのが音(シュワーという音)で分かりますが、水素はすぐに逃げていくのでペットボトルに入れて固く締めても時間と共に抜けてしまいます。(排出時にはまだ水素は多いので、その時に飲むと水素を沢山取入れられますけど・・!)

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