めったに切れない車のナンバー灯の交換・誰でも簡単にできる方法の記




めったに切れない車のナンバー灯ですが、先日ふと見ると珍しく切れていることに気が付きました。

あまり夜に乘らない場合は気付かないでしょうし、ブレーキランプと同じ様に後ろ側なので切れていること自体知らないまま過ごしてしまうものです。(車検の時に指摘されるまで・・)

取説にはナンバー灯の位置など簡易的説明が載っていますが、あまり親切には書かれていません。

ネット検索してもズバリという方法がありませんでしたので、今回はここに記録しておきたいと思います。

*今回の車両は、スペーシアなど主にスズキ系軽自動車のナンバー灯を対象にしております。

取説にある外側からの交換では難しい!

一般的にナンバー灯はめったに切れないためなのか、取説には交換方法が親切に書かれていない場合があります。

取説に載っているのは、ナンバー灯の位置・外側の図(ナンバーの付いているすぐ上)と、その薄暗く狭い空間の中に付いているプラスティックカバーを外して電球を交換と書いてあるだけでした。

普通はそういう書き方だと、あたかも簡単に交換できそうに思えますが、実際にはとても狭い空間なので数本の指が入っても取り外す際に力が入りません。

ドーム状の形をしたプラスティックカバーは回せば外れるとありますが、長年の固着によって指では回らなくなっています。

下の画像は、工具を使ってどうにか上のカバーを外せた様子ですが、今度は電球の外しに苦戦しているところです。(つるつる滑って外れない&上部のスペースも狭すぎるため・・)

ということで、内側からの方法に目を向けることにしました!

後からですが、最初からこっちの方法にすればこんなに悩む必要はなかったと思うのでした・・(簡単すぎて)

これなら誰にでも簡単に交換ができます!

横着して外側から簡単に交換できると思いきや、意外にも狭いスペースに苦戦して時間を食ってしまいました。が、一方で始めから内側からの方法を選んでおけば、こんなに悩まず済んでいたでしょう。

内側といっても、リアハッチを開けてドアの簡単な内張りを外すだけでした!(↓の画像の様に)

パンチカーペットみたいな内張りは10数個のプラスティック製のプッシュリベットで留まっているだけですので、数は多いですがマイナスドライバー等を使って簡単に外れます。

外側のナンバー灯の位置を確認し、その内側を見ると電灯のカプラーがありました。

ストッパーを押して引くをすぐに外れますが、電球が差し込んであるグレー色のユニットは奥のツメを押すと簡単に外れて外側へ落ちてしまいます。(↓の画像参照)

なので、一時カプラーを付けた状態で奥にあるツメを押せば落ちないで済みます。(今回は外へ落ちましたが・・)

ユニットは外側に付いていて取付け穴が小さいので、内側では取り出せません。

(下の画像で)赤い矢印が留めているツメですので、内側からここを押せば外へ外れるわけです。

緑色の枠は先ほどのカプラーで右へハマっている感じです。

電球はホームセンターなどで売っている12V-5Wで、2個入り¥200~¥300です。

外した電球をみると本当に小さいムギ球みたいな感じでした。(どこが切れているのか、小さすぎて分かりませんでしたが・・)

この様にユニットを外してしまう方が、とても楽に交換ができるのでした!(↓の画像の様に)

電球に手の油が付かない様、ハメる時は念のため手袋をします。

その後きちんと点くかカプラーをハメて、電源入れ点灯確認をしてみました。

点灯確認ができれば、一安心で元に戻すことができます。

プラスティックカバーをハメて外側から押入れ、ツメがパチンとなれば内側のカプラーを繋いで完了です!

今回の様に、この狭く見えにくい箇所の場合は最初から内側からの方法にした方がとても楽でした。

取説にはこの様な具体的な交換方法を記載していませんので、同じ様な車両を持っている方には参考となるかもしれません。(*但し、年代・形式によっては内張りの様子が異なっている場合もあります。)

そんなに切れる箇所ではないと思いますが、車検の時に点いていないと指摘されますし夜間走行時に警察に発見されると「整備不良の違反切符」も頂きますので、たまにはチェックしておきましょう!


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