紫外線からプラスチックのボロボロを防ぐ簡単なUVカット塗り実証記




冬は太陽も遠いので気になりませんが、春の5月GWくらいから強い陽射しを感じる様になり紫外線も強くなっていると誰もが気が付きます。

もうだいぶ前になりますが、家の裏に置いていたオートバイ(乗らなくなって5~6年経って)を買取業者へ出すために表に持ってくると、けっこう太かった樹脂製のフロントウインカー部が根元からボロボロになって垂れていた(コードだけで支えていた状態)ことがありました。

また、プラスティック製のBOXや物置なども数年経過するとヒビや色褪せの他、大きく形が崩れてしまうこともありましたので、紫外線(UV)はとても強いという事を知らされました。

数年前になりますがネットでいろいろと探していたところ、紫外線からプラスチックのボロボロを防ぐ簡単なUVカット剤を見つけまして、あれからリピート購入で室外の必要な箇所に使っています。そこで今回は、その紫外線防止剤塗り実証記として綴っておきたいと思います。

 

樹脂製品プラスティック製品を守るUVカット塗料

100円ショップで売っているレジャーシートやプラスティックケースなど、陽に当たるところに置いているとボロボロになっていることがあります。

 

夏の強い暑さ(高温)の影響もありますが、強い紫外線はプラスティック製品の大敵ということが分かります。

紫外線防止といえば肌に塗る日焼け予防クリームを思い浮かぶと思いますが、屋外のプラスティック製品を紫外線から守るのはUVカット塗料です。

 

UVカットの塗料はいろいろとありホームセンターでも売っていると思いますが、我家で使っているのは塗ったところに紫外線防止する薄い膜を作って守ってくれるというコンパクトでお手軽な塗料です。

楽天やYahoo、Amazonなどのネットショップで購入したものですが、今でもリピート買いしています!

液体は乳白色となっていますが、塗った後には次第に透明(クリア)に変化しますので地色にあまり影響を与えません。

 

下の写真は以前書いた記事「水道メーターBOXの改善記」でDIY蓋にUVカットを塗っているところですが、1年経過しても見事に紫外線から守ってくれていました!

100円ショップのA4クリアファイルを切ってA3に広げてプラスチック蓋にしたものですが、本来ならこんな薄いシートでは夏の強い紫外線によってボロボロになってしまい1年も保てないはずです。

 

そして今回は殺風景だったこの蓋にポイントを与えたいと思い、プラスチックシートにマジックでバラの絵を描いてこの上に貼り付けてみました。

  

この絵を描いたシートは100円ショップの器具に入れずに使えるラミネートフィルムを用いました。

2枚重ねの固い方(厚めのシート)に絵を描き、薄いフィルムの方を合わせてありますが、下地にこのUVカット塗料を塗っておいた後にこのフィルムにも2度塗りしておきました。

 

次の強い紫外線が放たれる夏季に向けて濃い目(2度塗り)に塗っておきましたが、この描いた絵がどのくらい保てるのか期待したいと思います。

車にも使えるUVカット塗料で劣化を防げる!
プラスチック製品(樹脂製品)が強い紫外線から守られるということで、炎天下の屋外に駐車してある車にも使っています。
車にも多くの樹脂製が使われていますが、特に紫外線攻撃を受けやすいヘッドライトの上部箇所などは樹脂の表面が変色(くすんでいってしまう)していくのです。
真上から見てヘッドライト部分が見えない車であれば影響は少ないと思われますが、横長のライト形状では真上からの紫外線攻撃は受けやすいです。
真上からは強力な紫外線が当たりますので、上から見える部分は特に強く影響を与えられて樹脂が傷つくのが早いのです。
このヘッドライトは上のウインカー部が特に紫外線に当たりやすく、くすみが出ていたので塗ってみようと思いました。
ヘッドライトコンパウンドで表面をなるべく綺麗(透明)にした後、このUVカット塗料を塗っていきました。気温によっては急速に被膜化していきますので、なるべく一気に塗っていくのが良いみたいです。
マスキングテープをしてから、比較的広め刷毛を使って塗ります。なるべく幅が広めの刷毛を使うので、容器もそれに合わせたものを用意します。
あまり幅広過ぎる刷毛では塗料が付き過ぎて垂れてしまうので良くないと思いますが、今回はもうちょっとだけ幅広の刷毛があれば良かったかなと思いました。(一回に塗れる範囲が少し広くできたため)
多少塗る範囲や塗り方が下手でも大丈夫みたいです。それは塗ってから間もなくして刷毛の跡も目立たなくなる程に透明になってしまうからです!
他に保護として塗っておくと良い箇所といえば、サイドウインカーの樹脂カバー部分ルーフモール剥げやすいワイパー部等が思い浮かぶと思いますので、そういった場所にもこのUVカット塗料を塗っておくと良いかもしれません。
そして気になる実証効果ですが、昨年「夏の強い紫外線」にも見事に耐えることができたようで、この塗った後の透明感は保てた様でした!
これはここ数年の体験からですが、一度乾いた後にもう一度塗れば(2度塗りで)さらに皮膜を重ねられて完全に(90%以上は)紫外線カットできたと実感しています!(以降の耐久年月は別として・・)
ということで、今回も別の車(同じ型式車)にも塗っておくことにしました。
とにかく真上から見て陽射しが直接当たる箇所が一番標的になりますので、そういう箇所には紫外線防止対策をしておいたほうが寿命が長くできるということです。
厳しい暑さの季節が来る前に、室内でも陽が当たる場所や屋外に置いているプラスチック製品、樹脂製品にUVカット塗料を塗っておき ボロボロになってしまうのを防ぎましょう!
今回のこの実証体験記が何かの参考になれば幸いです・・