車のアイドリングストップ機能をずっとストップさせておきたい方法記




近年、街に走っている車は(信号待ちをしている時や渋滞の時には一時的にエンジンを止めておくという)アイドリング機能が付いているのが多くなりました。

ブレーキを踏んで一旦停止する場合、いちいちエンジンが停止する機能です。とにかく停止の度に、いちいち止まり再起動しますので、本当に煩わしく思える時があるはずです。

ブレーキを放す度にエンジンが始動しますので、隣に並んでいる車のエンジン始動音が聞こえるとアイドリングストップ機能付き車であることも分かります。

燃料が節約できるエコカーであるという理由で各メーカーが作ったのですが、実際に広まっていくと使い勝手があまり好評ではないことが解かり、最近ではこの機能装備を付けない新車も出てきたみたいです。

この機能を煩わしく思える人は「アイドリングストップ機能一時停止ボタン」を押せば良いということですが、再びエンジンをかけると再度ボタンを押さなければなりませんので面倒なのです。

停止による排気ガスも減らせて燃費もエコで良いと思われますが、コスト面では燃料節約分がバッテリー価格分へ摂取されてしまうだけかもしれません。

エンジン始動の際に一時的に大きな電圧が必要ですが、この機能は起動回数も多くなってしまうため従来のバッテリーは使えず、高価な急速充電バッテリー型のものを使わなければなりません。

様々な資料によると、「本来、一度の始動電力は30分位走らないと取り戻せない」みたいなことが書いてありました。

アイドリングストップ機能を使う車では、一回のお出かけで目的地へ到着するまでの間に何回もエンジン始動を行うわけですから、当然に急速充電型バッテリーでなければ保てないのです。

たとえこのアイドリングストップ機能によってガソリン代が少し節約されたとしても、その分このバッテリー代が高価なのでコスト面の大差が無くなってしまうという実体験も聞きました。

点けたり消したりを頻繁に何度も繰り返すと普通の電化製品も壊れやすくなる様に、素人でも分る程に心配になってしまうのは、(停止から立ち上がり始動を何度も与えられる)セルモーターやディストリビューター・イグニッションコイル等(急に電圧がかかる始動関係部分)は大丈夫なのかなぁ?ということです。

 

アイドリングストップ機能を ずっとストップさせておきたい!

こういう懸念が起きてくると「やっぱりどうにか良い方法がないかね・・」と思いますので、いろいろと調べたり知人に聞いたりしてみるわけです。

当初回ったイエローハットやオートバックスなど市販では「アイドリングストップ機能キャンセラー」というのが売られていましたが、けっこう高かったので諦めました

そんなある日、お金も不要で良さそうな方法を知人から耳にしたのです。車によって違うかもしれませんが、今現在でもこれが一番簡単で無料で済む最善の方法だったと改めて思います!

♢  ♢  ♢

前置きが長くなってしまいましたが、さっそくその方法をやってみましたので記しておきます。

(とても簡単なので女性でもできるかもしれません)

まずは車のボンネットを開けて、落ちて来ない様にしっかりと固定しておきます。

↓下の画像の黄色い丸印  アイドリングストップ機能を解除しておけるヒントが、実はここに隠されています~!(緑色は穴開き部で関係ありません)

そして、このフレーム(コアサポート)左側の下に手を入れるとコードが取り付けられているのが分ると思いますので、上の画像の黄色部分で固定されているのかを確認します。

この留め具(黄色い部分)を抓み押し下げると、留まっていたコードが多少自由になります。

カプラー式で接続されているものが触って分かると思いますので、上の画像の様にカプラーを外してオス側メス側を確認します。

メス側の接続部分を確認し、金属製のクリップなどを用意します。(細めの針金でもOK)

車種によって違うかもしれませんが、知人の話だと両端にU字に切ったクリップを挟み入れるとのことでした。(短絡させる)おそらくこの状態で疑似的に電気信号が正常状態になるのでしょう。

これでボンネットが開いているという信号が認識され、アイドリングストップ機能が作動しない様になるらしいのです!

なぜ、ボンネットが開いている状態だと「アイドリングストップ機能」を作動させない様にしてあるのかメーカーに聞かないと分からないことですが、おそらく修理などの際に不都合があるからかもしれません・・

この後カプラーは接続できませんので、オス側メス側ともにビニール袋やテープなどでしっかりと防水し、内側が錆びないようにします。(できれば真空にしておくと良いでしょう)

あとは先ほどのフレームに開いている留め穴に、2つになったコードを固定して隠しておけば終了となります。(先の画像通り黄色の枠部分参照)

フレーム(コアサポート)の下なので直接の雨水などがかからないと思いますが、心配でしたら画像の様に近くに開いている穴をテープで塞いでおく感じでしょう。

ちなみに車検項目には抵触しないので、車検には関係ないとのことです。

♢  ♢  ♢

さて、結果が気になると思いますが、結論として大成功でした!

あれ以来、信号などで一時停止してもまったくエンジンは止まりません

ボンネットがずっと開いている状態であると車が判断しているようです。

それでもアイドリングストップ機能は正常に認識されているので、一時解除ボタンを押してもちゃんとランプは点灯します。(もう押すこともないですが・・)

これでバッテリーにも大きな負担をかけない状態になったので、常にこの機能が作動しているよりは長く保ってくれることでしょう。また、他の始動点火系部品(セルモーター、ディストリビューター・イグニッションコイルなど)にも優しい扱いになったのではと思います。

今回はお金もかからず簡単にできる方法だったので、本当に良かったです!

教えてくれた知人や情報に感謝です~

 

それにしても、これって体裁だけのおかしな機能ですよね~・・

 


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