この世界は平等では無い様ではあるが、みんな平等でもあると思う記




「この世界は平等にはなっていない!」と人なら誰でも思うものですが、それでも「平等にできている」(のかもしれない)と考えられるという綴りを今回は記しておくものです。

人生はあみだくじ」という記でも同じような感じのことを書いていますが、生まれた時は全ての人がスタートを平等に「選択権」を与えられたということです。

どんな境遇の親、家庭、兄弟の所へ生まれるのか選んだのは自分自身だと云われることがあります。

「生まれてすぐに終わってしまう人生」「子供の頃に終わりを迎えてしまう人生」「青年までの人生」「中年までの人生」「90年以上の長い人生」と、様々に違う期間の人生があります。

しかし「この世は諸行無常」と昔から云われる通りに、何一つとして「変わらないものはない」のです。まだ意味が解らないと思いますが、これが「全ては平等」という意味なのです。

今現在の状態を見回してみると、「みんな平等に出来てはいないじゃない!」と思いますが、みんな凡て平等に終わりがあります。楽しいことも、苦しいことも、貧しいことも裕福なことも、全てはずっと続きません。なんでも終わりがあるのです。

平等という概念・言葉の無意味さも思う
この世は平等ではないというのは全ての人間が思っていることですが、人間以外の生物には「平等」なんて概念はありません。
実はその「平等という概念・言葉」なんて無いことが正解であり、人間だけが「他と比較」することで「不平等」という思いが発生するわけです。
 
2020年に史上初、最大になったコロナ情勢による国民への平等な給付金についても様々な意見が発生しました。経済的に圧迫されている国民への救済処置政策で実施されるものでしたが、収入には影響のない議員役人や年金者には不要なのではないかという声もありました。
しかし、末端の民衆へ敏速に支給するには、何も条件を付けてはいけなかったのです。
 
本当に困窮している国民を助けるために、富裕層にも給付されてしまうことが気に入らないという考えでしょうけど、そもそも富裕層の方々は多くの税金を納めているのではないかと思うのです。
 
国民の税金制度は所得差で平等に税率を定めているのですから、一律給付に決まったのであれば平等に配られるべきでしょう!経済的に裕福な家庭ほど「低額の給付金」なんてすぐに使ってくれると思われますので・・。
 
今回の新型ウイルスパニックによって我が家は大きく影響を受けてしまった程ではありませんでしたが、元々貧困層でしたので今回の給付金では本当に助かりました。
 
とにかく富裕層や貧困層とか他の家庭について考える前に、自分の家庭をどうにか守らねければなりません。人間なら誰でも襲われてしまう可能性があるので、そこに金持ちだろうが貧乏だろうが境遇は関係なく平等にウイルスは体へ侵入してくるのですから・・。
 
ここにまた「平等という概念」の意味を考えさせられます。
 
人の境遇は平等ではないが、平等に境遇を選ばされた!?
誕生してから幼い頃まで、自分が貧乏だなんてことを知らなかったでしょう。
だんだん大きくなっていき、学校の仲間の家庭と自分の家とを比べたりして分かってくるのでした。
自分の家庭よりも裕福な家庭の友達がいたり、自分の家よりもずっと小さな家で暮らす貧しそうな家庭の友達がいたりと、上から下までいろいろな境遇のクラスメイトがいたことを覚えています。
 
すべては「人生はあみだくじ」と例えることが出来ると思います。
 
「自分はなんて不幸な境遇に生まれたんだ~!」
「あの人は本当に恵まれた境遇で幸せな人生だなぁ!」
物心をついた頃から、人は他と自らを比べることを覚えます。
 
それは高度な知識動物、人間だけが持つ「余計な能力」なのでしょう。
 
 
魚の群れを見ると、すべて同じに見えます。本当はそれぞれ性格があるのかもしれませんが、みんな平等に同じ動きをしている感じです。
みんな同じ体形で、みんな同じ生き方で、みんな同じ目的ですから そこに比較などという概念はありません。「みんな平等」という境遇が与えられているだけです。
 
小さな蟻の集団を上から見るとみんな同じ(平等)に見えるものです。それと同じように空から地上を見下ろすと、人間はすごく小さく見えます。そしてみんな同じく見えますが、下の目線に降りてくると全てが違う人格を持っており、それぞれの生活をしていることが分かります。だけれども、地球や宇宙から見れば、みんな同じ平等に「どうでもいいこと」なのです。
 
地球の環境によって生物は発生することができました。動物も植物も人間もみんな平等に与えられた命です。そして生まれた境遇も平等に与えられた「選択権」によって置かれたことなのでしょう。
 
私たち人は、平等に与えられた「人生のシナリオ選択」で、決めた境遇をやっているのです。
そして長くも短くもいづれにせよ、みんな同じところへ戻っていくのです。
みんな平等に・・。