人生は全て過去から繋がった「あみだくじ」みたいなものだと想う記




あの時、あれをこうしなければ・・」などと誰もが想うはずですが、それも過去の影響でその選択をすることが避けられないことでした。

今現在、自分にはこの家族が居るのは何があったからですか?

その配偶者と出会ったきっかけ、原因がその先にあったでしょう。

その場所に引越して住むようになったから、その出会うきっかけが起こりました。

そしてまた、引越してくることになった原因もその先にありました。

前に住んでいたところで、何かがあったはずです。その何かがなければ引っ越しもなかったわけです。

その何かがあったり起こったりも、その前に起こる原因があったはずです。

そうして時をどんどん逆回想していくと、最後には子供の頃までに遡り、生まれた時と場所まで戻っていきます。

すると、生まれた時から今現在が繋がっていることが分かるのです。

物事、出来事は、起こるべくして起こるもの

そしてこの先、何か嫌な事があっても何か幸運な出来事が起こっても、全ては長く遠い過去から繋がっている流れであるということです!

今は数日前が作ったものであり、数年前・数十年前が作った結果なのです。

そしてまた、今が数日後を作っているし、数か月後・数年後を作っていることになります。

でも自分または他人が行う何の行為が、自分または他人の未来にどんな影響を与えるのかは、全く予想もできないでしょう!たとえそれが決まっていたとしても・・

普通の人は誰でも「未来はこれから作られるもの」と当然に考えるでしょう。つまり過去は決まっているが、未来はこれから作られるものであり今は存在しない未確定なものであると。

先がまだ存在しないし まだ作られていないとなれば、先に起こる出来事を観え当てた能力者は、たまたま偶然を掴んだのでしょうか?

縦にすれば「あみだくじ」に似ている蜘蛛の巣↓

誰にも明日に起こることは分かりません。(本当の能力者は別として・・)

長いこと生きていて様々な人の実話体験・文献話を頭に入れましたが、未来が決まっているという証明はできません。(この体から抜けた時には答えが分かるかもしれませんが、生きている人には示せませんね・・)

難しい力学や数学を駆使して研究をしている博士もいるでしょうけれども、まだ起こっていない未来の実績は今は存在しませんので「未来の存在証明」も不可能です。

しかし、過去の出来事を振り返ってみると、数日後にどうなるか解かってしまったことでしょう。(前の事例に戻りますが)

数日前に起こった職場の人の腹痛が やがてプリンターの故障へ繋がり、そしてプリンターの故障が他の人の転倒骨折へ繋がっていくという予測不可能で「どうにも避けられない未来の流れ」を・・。

つまり、先はどうなるのか過去によってすで決まってしまっている避けられないことですから

過去と未来について悩み考え、くよくよしても仕方がないこととなるのです!

今までに歩いてきた過去は誰でも分っています。しかし、それが後にどこまで繋がっていくのか、どのように影響していくのか、現時点でも全く分かりません。

予想もできなかった悲運を被ってしまった被害者、本当は良い人柄なのに何かのきっかけ(流れ)によって加害者になった人、去年の今頃にそうなってしまうと予測ができましたか?

そうなっていった流れの途中で、もし僅かで些細な事でも違っていたり欠けていたりしたら、その悲運的出来事は起こらなかったでしょう。

しかし、「もし・・しなかったら」や「もし・・がなかったら」は、今さらできないこと・・。

既にどんな出来事も、その起こった事実は元には戻せませないのです。

そして、遠い過去から繋がっていった流れによって起こる事になっていた必然であったのです。

何があっても、この先何が起こっても「起こるべくして起こった、過去からの繋がり」になっていると認めるしかありません。

どうして自分がこの一本の線をスタートに選んだのか、その人生の流れを選んだのか・・

それは自分が体から出た後、きっと解かる時がくるかもしれません。

人生あみだくじ、生まれ選んだ時から「起こる事すべて繋がった必然である」ということ・・

 


(前回)一番目の記はこちら

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