大きなクロゴキブリの「外から侵入を防ぐ対策」により効果有効実感記




毎年の事ですが夏本番になると、ゆっくりできる夜のくつろぎタイムに限って、大きな黒いゴキブリが白い壁紙に張り付いているのを見つけてしまい、それはそれは慌てることがあります!

エアコンをかけて窓を閉めているはずなのに、いったい何処からこんな大きなのが入って来るのか不思議でした。

そこで今回は、今まで見落としていた「外からの侵入箇所」を徹底的に調べ、大きな黒ゴキの侵入対策をした結果が良かったので、レポートしておきたいと思います。

何年も気が付かなかった決定的な侵入箇所!
ゴキブリは水の匂いを感知してきますので、水回りに集まってくることが多いです。たいてい侵入始めに遭遇するのは水道のある洗面所やキッチン、風呂場、トイレが主です。
そこから素早くリビングなどへ紛れ込んで移動すると、リビングのテーブルに放置してあるお菓子の残りなどを嗅ぎつけるのですね。(我が家でもリビングのテーブルにお菓子が置いてある時があります。)
白い壁紙に黒の大きなのが張り付いていれば、当然に目立ちますので誰でも発見できるわけです。
 
「でも、あんなに大きいのが何処から入ってきたのだろう?!」と、いつも思っていました。
「エアコン室外機の排出口には、細かい網を被せてあるし・・」
「窓の隙間から入ってくるんじゃない?」とか思いますが、「でも窓は締め切ってたはず・・」
「どこかに潜んでいるかもしれない!」と思って、怪しそうな棚や引出しを掃除して探しても見つからない・・ということは、やっぱり外からの侵入しかありません!
 
という事で、あらためて水回りの箇所を調べることになりました。とにかく、あんなに大きなゴキが通れる穴・隙間があるはずです!
 
台所流し排水口はカバーがあって、チビゴキは通れてもあんな大型は通れません。また、洗面所の排水口もジャバラカバーで無理そうでした。
 
残るは風呂場と洗濯排水口です。
 
風呂場内をじっくりと見渡すと、「あんな所にちょうど良い通り抜け穴があるわ~!」と。
ついに一つ目の穴・隙間を発見します!
 
ジャグジー窓の右上の方が部品が外れており、外から丸見えだったのです!(しかも通った形跡(フン)があります!)
 
なぜ今まで気が付かなかったかと考えると、お風呂は夜入るため その穴から外は黒く見えるので塞がってるとばかり決めつけていたのです。しかも上の方にあるので部品が外れていることさえ分からなかった状態(ここは盲点でした・・)
 
さっそく侵入対策として、その箇所を完全に塞ぐことにします。
 
 
本来はプラカバーとボルトで塞がれていた部分ですが、経年のため外れていたようです。いつ頃外れたのか、この状態で何年経ってるのか?今までまったく気が付きませんでした・・
内側の穴には、100円店で買ってあった隙間塞ぎスポンジテープを入れました。ついでに四方を確認して同じ様に塞いでおきました。
下の穴は塞がなくても良かったかもしれませんが、念のため同じにしておきました。
しかし、このままでは外からの風圧で外れる可能性を考え、外からも対応しておくことにします。

外へ回って、侵入できそうな箇所を調べます。内側から塞いだ穴の箇所へ防水テープを貼っておきました。
これだけ塞いでおけば大型ゴキも侵入は不可能でしょう! 網戸を食い破られる以外は。
 
他の怪しい箇所も侵入対策しておく!
 
これでとりあえずは決定的な侵入箇所の対策はできましたが、他に侵入できそうな箇所に回ってくる可能性もありますので、他も侵入防止しておくことにします。
 
次に考えられるのは、風呂場の換気扇からの侵入です。以前から外側には換気扇用フィルターが貼ってあるのですが、万が一のために内側も対処しました。細かい箇所ですが、安心のためです。
 
上の画像で下は玄関のポスト部分ですが、現在は使っていないため完全に塞ぎました。以前、玄関ポストの外に黒ゴキが待っていたのを見かけたことがありました。
 
さて次に怪しいのは、洗濯機の排水口です。
この箇所には以前から「BKキャップ」を置いていたので<とりあえず駆除対策>をしてたわけですが、侵入を防ぐという対策ではありませんでした。(侵入を許して駆除する?)
 
今回は侵入防止ですから、その可能性のある隙間を塞がなければなりません! 
 
洗濯排水口には僅かですがジャバラホースとの間に隙間がありましたので、今回は厚めのスポンジをジャバラホースに襟巻状態にして隙間を無くしました

これでmicroサイズの極小ゴキ以外は通り抜けできないでしょう!
 
予め外で排除できれば良いなぁ!という対策に期待し
家の中での侵入防止対策は一通りやっておきましたが、そもそも侵入する前に駆除できれば良いのにと思うのです!
しかし外の害虫はゴキだけではありませんし、隣の空き地や広い庭園などから飛んで来る野生のゴキがどれだけ生息しているかは考えても切りがありません。
なので、せめて我が家の庭(敷地内)にいる奴だけでも駆除するという目標で考えます。
 
外では物置内や室外機の周り、給湯器の接続穴部などにゴキ巣があるかもしれませんので、それを全排除できればと期待して駆除薬(BKキャップ)を置いてみようと思います。(雨風に影響されない場所で)
 
 
我が庭の園芸用物置が怪しい状態でしたので、そこへ2か所「BKキャップ」設置。
室外機の裏も怪しい雰囲気だったので試しに一つ置いておき、玄関近くにも一つ置きました。
その他、裏の給湯器の隙間や土台の通気口など、侵入してきた可能性のある場所へも設置しましたが夏が終わった後にでも確認してみようと思います。(全ゴキ遺体は蟻さん等が処理してしまうかもしれませんが・・)


おしまいに・・

外の対策結果は後にして、家の中で決定的侵入口・長年見落としていた風呂場サッシ網戸の部品欠如部分(隙間穴の箇所)を完全に塞ぎ、ついでに洗濯排水口も塞いだ後のデカ黒ゴキ侵入は今のところ発生していなく、リビングでも安心して寝られる様になりました!
 
毎日のようにデカいのが出現していたこの夏、決定的侵入口を発見&この対策の成果は良好だと判断できました。
 
もし、あと侵入できる場合といえば「玄関や窓を開けていた時の網戸との隙間」しか考えられません。サッシ窓と網戸の隙間はちょうど良い侵入口サイズとなりますので、注意しておきたいものです。