突然,お酒で体が赤く痒くなる「アルコールアレルギー」になった?記




 

今年に入ってからですが、突然 アルコール(お酒類)によって体が部分的に赤くなり痒くなってしまう症状が出る様になってしまいました。これってアレルギー反応なのかもしれませんが(今まで何ともなく大丈夫だったのに)あるとき突然にアルコールアレルギー体質へ変わってしまうものなのでしょうか・・?

中高年齢になっていくと、男性も女性も更年期障害といわれる様々な症状が出てくるといいます。この更年期障害が原因なのか今でも分かりませんが、背中に激しい湿疹で悩まされたことや尿路結石の再発と初めての痛風発作の体験も ここ数年に起こったということは、やはり年齢による体の訴えなのかもしれませんね~

今までこのサイトでは、中高年齢の私が悩まされてきた様々な実体験を記録してきました。私と同年代の方々が今までの記事を読んでいたならば「歳を重ねていくと、体にいろいろな病気や症状が起きくる」ことが分かると思います。

 

 

今までに経験をしたことのない痛風発作の痛みと恐怖を二度と味わいたくないとの思いで、あの経験を機にアルコール(お酒類)の摂取量を今ではだいぶ減らしました。その減らしたことがきっかけなのか、アルコール(お酒類)を飲むと部分的に体が痒くなる様になってしまったのです!

昨年だったと思いますが、とても安価な「合成焼酎」を見つけたので購入して飲んでみたら、体に痒みが出てきたことがありました。しかしその時は「その安い焼酎が原因だな!」と決めつけていたのでした。

しかし今年に入って徐々にですが、他の酒類でも同じような症状が出ることに気が付き始めます。痛風経験後の減酒生活になってからは、それが益々感じられるようになったのです。

お酒の種類によって反応が違う!?
年齢による体質変化が最も考えられることですが、それにしても突然に変わってしまうものなのでしょうか?去年までどんな種類の酒類を飲んでも、部分的に体が赤くなり痒みが出てくるなんてことは無かったのですが・・
下の画像は、お酒類(アルコール類)を飲んだ後に発症する状態を撮ったものです。(赤くなり痒みが出ている胸上から首喉まで)
上の写真の状態は、飲んで症状が出てしまってから約2~3時間で治まりますので、アルコール分解能力はまだ私にはあるようです。

加齢とともに肝臓の機能も衰えていき、アルコール分解酵素も弱くなったということもあるでしょうけど、酔いが酷くなるほどの摂取はしませんから、やはりアレルギー反応しか考えられないのです。(一口飲んだだけでも反応する状態)

しかし思い返すと「お酒の種類」によっては「こんな症状が出なかったものがあったなぁ!」と、そんな記憶も残っていました。

そこで今回は、ある程度の酒種類を買ってきて「アルコール アレルギーテスト」みたいな実験をやってみようと思ったのです!

例えば、麦焼酎では赤い痒み症状が出てしまうが芋焼酎なら出なかったとか、日本酒は症状が出てしまうがビールではそれほどは出ないなど、あらためて実際に飲んでテストをしてみるのです。
お酒・アルコールの種類によって「症状が出たり出なかったり」となれば、その成分で作られたアルコール飲料・酒類等が自分の今の体質にアレルギ-反応を起こさせるということが分かります。
もちろん、アルコール類すべての種類を飲んでも赤く痒くなる症状が出てしまうのであれば、もう酒類(アルコール入り飲料)の全てが飲めなくなってしまいますが・・(症状が出てしまうのを我慢して飲むのは別としてですが・・)
お酒類でアルコールアレルギー反応実験(テスト)
さっそくですが、今回実際に実験してみた結果が下の表(画像)です!
大きく反応があった安物の合成焼酎の記録を付け加えてありますが、近くのスーパーマーケットで約10種類の酒類を買ってきて、1つづつ飲んでみて反応を記録してみたものです。
ただし、いっぺんに飲むわけもいかないので、1種類ごとの間隔は最低でも48時間以上は空けて行いました。
結果をみると分かりますが、11種類のうち8種類は赤くなり痒くなる反応が出ましたが、2種類は大丈夫ということになります!
そして中途半端な反応(少しだけ反応あり)の種類もありました。
さて、これはいったいどういう事なのでしょうか?
同じアルコール(酒)といっても、使われている成分によってアレルギー反応が違うということなのでしょう!
今回は細かい成分までは選別して行ったわけではなく、大まかな種類でやってみただけですが「芋焼酎」と「ウイスキー焼酎」の成分は大丈夫だったという結果になっています。
ネットで検索すると「知恵袋や質問箱」などのサイトでも、よく「種類によってダメな酒類があります!」という投稿や質問記事が載っています。
人それぞれの体質によって、アレルギー反応が出てしまう成分が違うことが分かります。
とりあえず、すべての酒類がダメだったというわけではありませんでしたので、私の場合まだ救いはありました。けれども、(何故か体質が変わってしまった今現在)体が赤くなり痒みが起こるのを避けたいのならば、私の場合は「芋焼酎かウイスキー焼酎」という(アレルギー反応の出なかった)酒類を買って飲むしかないということです・・。
また、今回行ったテストは「今時点、今年時点」のアレルギー反応結果ですので、もしかしたら歳を重ねるごとに再び変わってしまうことも考えられます。
次回の機会があれば、今度はその酒類の成分までを調べて比較してみたいとも思っていますが、また今回の変化となった点もあれば更新するつもりです。
人によっては「単に赤く痒くなる症状」だけではなく、動悸や息切れ等のアレルギー反応を起こす体質もあるようです。
こういった体に危険な症状を引き起こしてしまう「アレルギーショック症状」もありますので、心配な方はアレルギー科でパッチテストをやってもらった方が良いでしょう!
誰でも若いころは「私は健康な体のまま歳を取っていく!」と思っています。私もそうでした。特に30代は健康診断さえ必要としない体に恵まれていたと思います。
将来自分がアレルギー体質になってしまうなんてことも、当然に考えもしませんでした。
しかし、50代~60代へ移り変わっていけば、何の症状が出るか分からない「更年期障害」という門をくぐる時が訪れます。体の何がどうなるのか、それは人それぞれに違います。
今回は「突然にアルコールアレルギー体質になってしまった?!」という実体験をレポートしましたが、これから私と同じ体験をする方もあるかもしれませんので、その時には参考にして頂ければと思います。