令和元号に次々と想定外の嫌な出来事が起こるのは単に偶然か?と思う記




令和時代が始まって次年になった現在、世界中はもちろん国内でも国民生活や経済を揺さぶる大規模な出来事が連日のニュースで流れており、国中が混乱状態になっています。

そんな中で最近ふと考えてみると、令和元号になってから想定外の嫌な出来事ばかりが次から次へと起こっており、しかもそれが今までに無い前代未聞のことばかりなのは、ただの偶然なのだろうか? と懸念する想いになります。

そこで今回は新元号の始まった元年から、連日の様にニュースされていた大きな出来事を思い返して考えてみようと思いました。

2019年・平成31年4月、翌月からの新元号となる「文字と呼び名」が発表となりました。それは多くの人々が予想していた漢字の組み合わせとは異なる、意外な文字だったと印象に残っています。

「和」という感じは想像できたとしても、「」という文字が頭に入るなんて 私自身も想定外なことでした。

一部を除きほとんどの人々が予想していなかった「令」という漢字。万葉集を参考にしたといわれた組み合わせの様ですが、「レイ」という音の響きは今から思えば確かに品格を感じさせられる反面、冷たい雰囲気も与えられる気がしたのです。

これは個人的な思いですが、「和」という文字と音は穏やかな感じは与えられるので良いとしても、「令」という文字と音についてはやはり何か冷酷さを感じてしまうのでした。

聞こえは過去に無い真新しい音の印象なのですが、ラ行はどうしても冷たい音に感じてしまいます。私には霊能力や透視能力といった特別な力があるわけではないので、気のせいといえばそれで終わってしまいますが、この元号に変わってからというもの間もなく次々に嫌な事件事故、天変地異やパンデミックが起こっていると感じるのは私だけではないと思います。

そして、新元号が始まってから次々に起こったニュースを思い起こせば、ほとんどの方が「そういえばそうだなぁ!」と思えてくるに違いありません。

思い起こしてみれば、次々に起きる出来事の冷酷さを感じる!


平成31年 2019年の4月に新しい日本の年号「令和」が知らされました。

間もなく、次々と悪いニュースが連日TVで流されるようになります。


4月19日 池袋で元通産相幹部の高齢ドライバーが暴走し、横断していた親子に事故を与えた大きなニュースでした。

またこの頃から特に高齢者ドライバーの事故が目立つようになりました。

コンビニやスーパーに突っ込んでしまう高齢者の車が、マスコミによって特に多く報道されました。

今始まったことではないでしょうけれど、特にこの頃は連日の様に高齢者ドライバーの事故ニュースが取り立たされ、これにより免許返納する高齢者が多くなったのは事実でした。

一方そんな中、海外から大きなニュースが入ります。

フランス・パリの象徴である「ノートルダム大聖堂」が火事になってしまったのです。これは世界中に大きな衝撃を響かせました。

そして5月を迎え、天皇が新しく継承され正式に「令和元年」が開始されました。

令和になって間もなくの5月8日 

滋賀県大津市で散歩中の保育園児へ事故車が突っ込んでしまい多くの死傷者が出てしまいました。

交差点の車同士の衝突で、そこに信号待ちをしていた不運の出来事

故意に起こしてしまうわけではない事故は、加害者も被害者も両方が嫌な出来事になるのです。

5月も終わりに近づく28日 川崎のスクールバス停付近にて起きた無差別殺人

小学校の児童とその保護者が犠牲となってしまいました。

しかしその場で犯人は自殺して事件は終わってしまいます。

7月18日 京都アニメーションの放火殺人事件が起こります。

70人もの死傷者が出てしまった大事件でした。この予期できない悲惨な事件は、世界中に衝撃ニュースとして突き刺さりました。

8月には、煽り運転の酷い状態がドライブレコーダー映像として投稿され、それが全国ネットのTVニュース公開されたことで、連日「煽り運転男」のニュースが報道されていました。

この悪質なドライバーの行為はあまりにも酷いものでしたので、道路交通法まで影響を与えました。昔から煽り運転というのはあったのですけれど、ドライブレコーダーの登場で証拠が残せる時代になったため、今までの悪質なドライバー行為が明るみに出た感じです。

この事件でドライブレコーダーのメーカーは売り上げが激増したことでしょう。

9月には台風15号が接近し、東京湾の真ん中を進んで北上します。

この危険な台風の進路を予測した気象庁も、TV報道で警鐘を鳴らすほどでした。 

そして台風は千葉を横断して県内に広く停電起こします。また暴風によって電柱や高圧線、ゴルフ場の柱をなぎ倒し 南房総地域に甚大な被害を与えて去っていきました。


特に台風の右側であった南房総地域には、屋根を飛ばされた多くの家々が連日TVニュースで知らされました。これもまた震災の時のごとく予想外・想定外の被害となり、長年住んでいた住民にとっても初めての経験という声がほとんどでした。

10月1日 ついに我が国も消費税が10%代になってしまいます。

食料品は据え置きとなりましたが、日本には合わないといわれた消費税が30年を経て、ついに10%代となったのです。

同じこの月、前月の台風に続き、今度は大雨台風が到来します。

再び進路は東京へ向かっていました。前回の台風被害の教訓もあり、関東地方の人々は暴風よる屋根やガラス窓の心配をしたのです。

しかし、今回はまたもや想定外・予想外の災害をもたらしたのです。

そうです。この台風は風ではなく、雨だったのです!

関東地方はもとより、甲信越地方も東北地方も台風の連れてくる大雨によって、とにかく一日中止めどなく空から水が降り注ぎました。

やがて全ての河川が雨水でいっぱいになっていきます。大きな川も小さな川も溢れていきます。

千曲川や越辺川、阿武隈川など多くの河川が決壊氾濫を起こし 多くの県で家屋被害を残してしまいました。床下床上浸水で多くの人々が掃除をしていた光景、その大変さは連日の報道で知らされました。


まさに これは震災以来の前代未聞の大被害ニュースだったと思います。

10/31  重要文化財 世界遺産「首里城」が消失してしまい、世界中が驚きショックでした!

そして、年が明け 令和2年

1月の年始から間もなくして 中国武漢からニュースが入ります。

タイミングが悪く、新型コロナウイルスの発生が中国の春節期間と同じだったため、世界中に中国人の観光客が散っていました。

当初は他人事だと思っていた日本ですが、クルーズ船の入港から話が変わってきます。

隔離していたつもりが次々に感染者を広げてしまうと、そこから次第に世界中に批判される様になりました。技術的に尊敬されていた日本という国が、実はそうでもなかったという印象に変わってしまったかもしれません。

国内感染発生から1か月以上の時を経て、学年末や受験期間という間が悪い時に、全国の学校へ休校の要請をしましたが、親が外から持ち帰る可能性も十分にありえました。

それと同時に様々なイベントや集まり事が自粛される様は、経済的にも緊迫した状態に導いていきます。運が悪いことに、ちょうどオリンピックという大きなイベントもこの感染状態によっては開催が危ぶまれていきます・・

そして、このパンデミック状態がこの先どうなっていくのかは、現状ではまだ判りません。


以上のとおり、令和元号が始まってから1年も経たないうちに様々な前代未聞が起こりました

昔から「文字」は見えない事を表すと云われています。(字は人を表すと同様に)

「令」という文字と音に冷酷な感じを覚えるのは、単に偶然や気のせいであることを願いたいです。

そしてまた、この先が平穏で豊かな時代に落ち着いてくれることを祈っております。