宅建合格取得した意味を想い出すと・・

先日、部屋の大掃除をしていたところ、
ある引き出しの中から、一枚の免許証が出てきました。
それは「宅地建物取引主任者証」で、すでに
期限は切れているものでした。

それを見て、この当時の取得経緯を想い出したのです。

今からすれば、もう随分前の事に思えますが
宅建、いわゆる宅地建物取引主任者という国家試験
を取得致しました。

近年になって、資格の名称が変わりましたが
昔からこの資格試験は、毎年多くの受験者がいるので
とても有名な国家資格です。
年に一度しか実施されないためか、20万人以上の申込み
があり、その合格率は15%ぐらいになっています。

不動産業界の方々は、どうしても取得したい資格なのですが、
当時取得できた私はその業界の人間ではありませんでした。

それでは、なぜこの資格を取得しようと試みたのかと
思われることでしょう。

それは簡単に一言でいえば、「勘違い」から始まったのでした。
その勘違いというのは、単純なことで笑われそうなものです。

結論を先に言ってしまいますが、「抵当権を自ら削除する手続きを
したい為に必要だと思っていたのが、実際は手続きに特にそんな資格は
必要はなかった」というオチになってしまったということでした。


(これは我が家ではありません)

当時、私の住む家の前面道路は、いわゆる2項道路という
昔ながらの幅の狭い道で、引っ越してきた時はすでに
セットバックされておりました。

セットバックして敷地壁を作られていますので、当然に壁外の
その土地は道路として、市町村や行政のものと登記も移管されて
いると思うのが普通なことでしょう。
ましては、きれいに舗装工事もされていますから・・。

しかし、それが違っていたことに何十年も経って判明したのです。

それが判明したのは、家のローン返済が完了したので土地家屋の
権利書に記載してある、根抵当権を抹消しなければなりません。

法務局に行けば土地の事などが見られると、知人に教わったので
さっそく法務局へ訪れ、自らの土地家屋の登記を参照しました。

すると、土地家屋の登記簿とは別に、もう一つの小さな土地
所有となっていることに気づきます。

そうです!セットバックして壁も作られているにもかかわらず、
壁外の道路部分(セットバックした部分)が未だに自己所有の登記
のままだったのです!

えっ?どうして道路部分になっているのに、うちの土地なの?」

それを法務局に聞いたとしても、解るはずはありませんし
ローンが終わる程に時が経っているため、その不動産屋も
今では無くなっているのは仕方ありません。

このままでは、この道路になってしまっている部分について、何かの
損傷(陥没や剥離等)があった場合、所有者にも関りが発生して
しまうのではと不安になってきます。

土地建物など不動産について知識の無い、畑違いの普通の人間には
とても難しい遠い世界に思われました。

セットバックした道路の登記の問題と、根抵当権抹消の問題という
2つの悩みを抱えてしまった私は、いろいろと調べ始めましたが
無知な私は何を考えたのか、何か土地や不動産の資格を取って、
自分で手続きしようと考えたのでした!

つまり、土地関係の国家資格を取得すればこの2つの問題を自分で
手続きができ、解決できると勘違いしたのですね~!
(たぶん記憶では・・)

こうして、この単純な「勘違い」によって私は宅建への挑戦勉強を
することになったのでした。

無知な一般人の宅建勉強方法

中高年になって、畑違いの難しい試験に挑むことになりましたが
私は物事を調べることに大きく興味が湧く性分なので、この試験勉強に
必ず耐えられるだろうと思っていました。

必ずこの資格を取って、胸を張って法務局に堂々と出向けるとばかり
大きな勘違いにもかかわらず、勉強を始めます!

その昔に危険物試験を一発合格でき、免状取得した時の勉強法を思い起こし、
同じようにやればと考えて始めましたが、この試験はとても範囲が広く
そんなに甘いものではないことを次第に痛感していきます。

学校や通信教育などに頼らず、というかお金をかけず、とにかく独学
勉強するので計画書と忍耐力は必須です。

まずは、本屋で宅建試験の過去問題集を2冊買ってきたと思います。
選択問題ですが、問題文の意味を理解するのにも最初は苦労するもので
語句を調べることも必要になって時間がかかりました。

初めて挑戦の私にとっては、最初にとにかく、どんな問題が出るのかを知る
ことがスタートでした。
そこで過去問題集を1つ1つやっていきます。
当然に間違えていきますが、間違えながら基礎を覚えていくのでした。

基礎がなっていないので意味が解からず、間違えていきますが
なぜ間違っているのかを知ることで、基礎が少し身についてきました

過去10年分の問題集等ありますが、不動産法令なども変わっていくので
あまり昔の問題をやっても変わってしまっているかもと思い
6~7年までの過去問題をやっていたと思います。

とにかくこの宅建試験は範囲が広すぎなので、勉強していくと
それが解かってきますので、途方に暮れてしまうこともあります

それなので、過去問をやって覚えた事などを、1冊のノートに
自分が理解し易い様な、まとめを書いていきました。

そして試験前の数週間前には、小さなノートに大きなノートに書いた
ポイントを移していきました。

試験範囲で一番難しいのは、やっぱり民法だったと思います!
昔からある不動産詐欺とか、よくニュースでやっていますが、
巧妙な法律の抜け道を使った詐欺が発生していくにつれて
民法の問題も年々難しい文になっていくのかもしれませんね~

過去問をやっても分りますが、特に民法の問題文が凄く理解しずらく
引っかけさせるような文章に惑わされてしまうのです。
そうです、ここが一番の難関であると云われるとこですね~!

寒い日も暑い日も勉強に明け暮れた私は、こうして丸1年を過ごし
はれて試験に挑む日がやってきました。

試験当日に、洗面台の自分の瞳に訴えます!

絶対に自分は受かる!」

そう自分の中へ気持ちを訴えるのです!

自分の運命、シナリオに訴えるように・・

合格し、免許証を受け取っても

試験を受けた後日、合格発表までの間に答え合わせをしますが
たまに当局が間違った問題文を出してしまうことがあります。

この場合は、その問題分は無かったこととなり1点と見なして
点数プラスとしますが、私の場合は微妙な点数となっていた
そんな記憶があります。

受かるも落ちるも50%づつぐらいの感じで、もしかしたら
試験問題の誤りで+1となれば、合格かなってとこでした。

試験から1カ月、発表があって私は見事に運が手伝ってくれ
合格を戴きました!

その後は研修を受けて、免許証を発行してもらうのですが、
この頃になると、不動産知識もついてきているので
きっかけとなった2項道路と抵当権の問題についても
有る程度解かってきています。

その業務と関係の無い、個人的な登記問題については
宅建免許など関係ないという事実を気づいてました。

ある程度の不動産知識があれば越したことはないのですが、
特にこの手続きにおいて必要ではありませんでした!

一般的には、「大きな勘違い!」となりましたが
私にとって、その大きな勘違いは大きな勉強となった
思います!

(但し、この免許を取得したとはいえ実務経験の全く無い者
なので、不動産業界へは即戦力として使えないと
言われてしまうことは確かな事であります・・。)

その後、市町村への道路地譲渡手続きと
法務局への根抵当末梢登録を行うことが
無事にできましたが、その手続きについては
別ページに記しようと思っておりますので、
興味ある方は是非ご覧ください!

今回も最後までお付き合い頂き、誠に有難う御座いました。

*ご覧頂いた方に少しでも何か参考になれば幸いに存じます。

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