さて、今回の患部2か所について次の画像から経過の続きになりますが、だいぶ長引いてしまっていることが分かると思います。
発症から15日経過
上の写真は炎症になってから2週間以上も経過していますが、まだこの様な状態で患部周囲の痒みも時々出ているのでした。
まだ今だに痒みが出ている状態は、周囲がピンク色になっていることで分かると思います。
こうなると、いったい いつになったら治るのかと心配になってくるほどです。
ここで、試しに皮膚炎(湿疹)で使用した「抗生物質入りのステロイド軟膏」をこの患部に使って様子をみようと思いました。
しかし、湿疹の皮膚炎とは効果が違う様でした。なぜか効き目が感じられず、変化がないのです・・
ということは、外部からの侵入菌ではないという意味でしょうか・・?
そして発症から25日経過
すでに3週間以上も経っています。
上の1か所はカサブタ色が薄くなっている様に見えますが、下部の方は黒いカサブタが今だに目立っています。
薄っすらと肌にピンク色の状態がありますが、まだ痒みが発生しているということです。
通常のケガ(例えば切り傷や刺し傷など)の場合も、その患部にカサブタが作られる場合が多いですが、傷周囲の痒み等は発生するのは少ないでしょう。
この点が傷患部と今回の炎症患部が大きく違うということです。
もうすでにこの時点では何も薬は使用していませんでした。
手持ちの塗り薬が効果ないとなれば、体の自然治癒力に頼るしかありません。
そして、その1週間後 発症32日目
すでに1カ月を経過しました。
見ると分かる通り、上下の患部にあったカサブタが剥がれて無くなっています。
しかし、まだ周囲の痒みは止まってはいませんでした。
当然に爪で掻くからピンク色になるのですが、あまり掻き過ぎると今度は周囲の方に掻き傷ができてしまいますので注意しなければなりません。
そして、およそ40日後の状態です。
かなり痒みも無くなってきており、ピンク色の部分も少なくなってきました。
このまま痒みが止まってくれれば、患部も再びキズがつかずに治りが早まるのですが、今回も本当に長期戦となってしまいました。
さらに、この後の1カ月半~3か月経過をを早送りで載せておきます。
一番左側が前の写真と同じ1カ月目を経過した時の拡大図です。若干まだ痒みが周囲に残っていることがピンク色ではっきりと分かります。
そして、次の真ん中の画像は1カ月半を経過した時の状態。ほとんど痒みも治まり、そのため掻くこともしなくなり周囲がピンク色になっていないことが分かります。
一番の問題は「痒みの発生」であり、それが無くなれば完治も早くなるのです!
最後の右端の画像は、2ヶ月目を経過した頃のようやく普通の肌に戻った完治跡と言えます。
この跡はその後 長期間残ってしまう場合もあります。
その炎症の酷さによって違いますが、私の場合何十年も前に虫刺されが原因で起こった(酷かった炎症の)跡、それが未だに残って消えていない箇所もあるのです。
肉眼では見えない極僅かな大きさの虫、ダニ(ツメダニ)によってアレルギー反応(痒み)を起こさせられ、そして その自らの爪菌で炎症を起こさせて長引かせてしまう今回の様な症状は、本当に予測もできなく恐ろしいことだと思います。
その大きな要因はアレルギー体質だといわれますが、普段何気なく痒い所を掻くだけで常に「水ぶくれ」ができてしまうわけではありませんから、今回は何か別の原因菌等がプラスされて発症に繋がったのでしょう。
とにかく今回の症状で分かったと思われますが、何かの痒みで掻いてしまっていた結果、その部分が次第に「水ぶくれ」になってきた時は、このように長引くかもしれない事を覚悟しておいた方が良いでしょう。
私の様な「炎症が起こると長引いてしまう体質」の方は特にですけど・・
*最後までお付き合い頂きまして有り難う御座いました。今回のこの記が何か参考になれば幸いです。