長い人生を歩いていると不思議な体験や出来事がたくさんあるものです。
今までの長い人生いろいろな事がありましたが、中には不思議な出来事を体験したこともありますね~!
今日は、そういう話をしましょう。
いわゆる、心霊的不可解な出来事もそうですが、そういった恐ろしい分類というもの以外にも
不思議と助かった話や、偶然にしては不思議過ぎることなども身近に起りました。
この話は心霊的分類になると思いますが、私がまだ大学生の時の体験です。
大学へはオートバイで通っていました。大学生となれば遠くから関東へ出てきた学生はたくさんいますので、学校の最寄りの駅や沿線にあるアパートなどに下宿などしているんですね。
そういう友人ができた私は、よく学校帰りに遊びに寄ったり時には泊ったりしていました。
ある夏の時期、泊らずに深夜に帰る時がありましてオートバイを走らせて家路に向かっていたのです。
荒川を渡った民家も無い市外の通りを急いで走らせていると、雨も降っていないのに黄色い雨服を着て歩いている人影と一瞬すれ違いました。
「こんな深夜に、こんな人通りも無い暗い道に 独り歩いているなんて・・」
と、すれ違い様に不思議に思います。
すると、オートバイの運転が重く感じてきました。
まるで2人乗りしている状態の重さです。
一瞬ゾッとして、バックミラーを見ると・・
通り過ぎる電灯の明かり姿が、外側縦半分しかミラーに映らないのでした。
つまり、後ろに乗せている何かによって後方が影になって見えない状態です!
しかも後ろに誰か乗せて走っている、あのハンドル操作の重たさなのです。
私は怖くなって、早く民家の多い所へ出たくスピードを上げます。
慌ててスピードを出し、走っているので本当に転倒したりしたら即死か大怪我です。
やがて民家の多い市街地へ近くなって、明かりも増えてきた頃
スッ~!と運転の重さが元に戻ったのです。
事故を起こさず無事に帰宅できたのは幸いでしたが、あの出来事は、いったい何だったのでしょうか・・
その他にもいくつか私は体験したことがあるのですが
忘れてしまった出来事もたくさんある中で、今でも忘れることはできない
我母の不思議な体験の1つがあります。
私がまだ高校生だった頃、ある夕方に先ほど出かけたはずの母が震えながら家に戻ってきました。
「近所の子供が車の後ろに座っていたのに気が付かず、バックして踏んじゃったのよ~!」
急いで救急車を呼んで病院へ運ばれて行ったのですが、驚くべきことに
医師の検査結果、乳歯1本とかすり傷程度だけで済んだのでした!
1.5tもある普通乗用車が、幼い子供を踏んでしまったら普通はそのくらいでは済まないはずです・・
後から母の回想を聞くと、「ふわっ~とまるで力持ちの人が後輪を持ち上げてくれた様だった!」と・・
私は信じられなかったのですが、本当だとすれば誰が持ち上げてくれたというのでしょう?
あの現象はいったい何だったのでしょうか・・
これも私がまだ学生だった頃の話ですが、我兄弟が自動車免許取り立ての友人とドライブをしていた時の不思議な出来事。
その当時、我兄弟は友人の買ったばかりの車で助手席に乗せてもらい、ドライブに行ったそうです。しかし帰り道で大型車と正面衝突になりそうだったらしいのです・・
「もうダメだ!」と二人とも思った、その瞬間
二人を乗せた車は間一髪衝突せずに、先の空き地へ停まったそうです。
「危なかったぁ~! 本当に有難う!とっさにハンドルを回してくれて」と友人が一言。
そして我兄弟は
「えっ? 俺は何もしてないよ~!目をつぶってしまったし・・」
「いや、でも、とっさに手が出てきてハンドルを・・」「回してくれたんじゃ・・」
「え? じゃあ あの手は? 誰の・・」
二人はお互い目を点にして不思議がっていたとのことでした。
いったい二人を衝突から助けた手は、どこから現れたのでしょうか・・
これも我兄弟の体験したという、不思議な出来事です。
我兄弟が隣県へ就職して、会社の寮へ入ったばかりの間もない頃のこと。
実家の部屋もまだそのままだったので、土日の休日には度々泊りに帰ってきて、月曜の夜明け早朝に出発していました。
そんなある日、出発して途中で朝食を買おうとコンビニへ寄った時に車の中へ鍵を入れたままロックしてしまったと、家に電話がかかってきたそうです。
当時はまだ新車でも内鍵対策のブザー等ない時代だったので、多くの人が内鍵をしてしまいましたよね~
母が電話に出たのですが、助けに向かおうと一度電話を切って支度をしようとすると
再び我兄弟からの電話が来ました。
「来なくて大丈夫だよ! 開けてくれる人が突然(偶然)現れて・・」
我兄弟が言うには、電話を切った後に間もなくして 内鍵を対応する商売の人が現れて
「どうしたの?開けてあげよう!」と こんな朝早く偶然に、この店にタイミング良く現れるとは確率的にも不思議に思えたらしい。
しかも、いくらかお礼をしようとしたが・・。少し目を離した隙に もうどこかに行ってしまっていたとのこと。どこの誰かも不明のまま。
偶然にしては、よく考えると不思議過ぎると本人も首をかしげた出来事でした。
この様に世の中には、本当に不思議な出来事がたくさんあるのですね~!
どう考えても、偶然とは思えない出来事や科学では表せない体験など、多くの人が少なからず一つくらいは遭遇していることだと思います。
ましてや長い年月を生きていると、何かしらあるものですよ。怖い体験じゃなくとも・・
想い出してみてみれば 「そういえば、あの時・・」というのがあるでしょう?