痛風発作体験5日目から尿酸値結果を見て考える記
+普通に歩けるように回復するまでの記録記
前回に記した「初めての痛風の痛み体験」のつづきとなりますが、今回は痛風発作の5日目くらいから,血液の検査結果を見に行ったことを1ページ目に記録しておきたいと思います。
(2ページ目は普通に歩ける様に戻るまでの観察記録です)
発作から5日目に気が付いたことですが、「水分をたくさん摂る」ということを心がけて、なるべく摂るのですが,それにしても異常に「おしっこの回数が多い!」ということに気が付きました。
炎症を起こしている間は、「尿酸を出そうとする働きが強くなる」とありますので
その影響なのでしょうか?
発作が起きる前は、確かに人と比べてあまり水を飲まないタイプですのでトイレの回数もこんなには多くなかったはずだと振り返って考えます。
5~6日目と腫れの変化はあまり感じられず、さらに腫れの痛み具合も変わらないのでした。
(これ以上腫れも痛みも治まらないのだろうか?と心配になってきます・・)
このまま治り具合が停止してしまったら、歩けても元通りの歩き方にはなりませんし、腫れの部分に何か圧力がかかると痛いので、サンダルが履けないことが分りました。
湯船にゆっくり右足を入れ暖めることも、この炎症にはタブーの様で不満が残るものです。
*炎症部分を冷やすのは良いが、暖めるのは治りを遅らせる。
*マッサージはせず、炎症の残骸を排出促進するためにも心臓よりも高い位置で安静にしておく。
*排出量を増やすために、水分を多く摂る。
早くこの腫れと痛みを排除するためにも、以上の点を遂行しているつもりなのですが
6日間くらいでは贅沢な話なのでしょうかね・・
とにかく、早く普通の歩き方で歩きたいのです!
炎症による腫れのため歩けない日に、この病気について様々な医学書籍やネット検索で勉強をしていましたところ、いろいろな事を知りました。
体質でなりやすいのは仕方ないことですが、どうしても再発することだけは防ぎたいものです。
私の場合、10年前と比べアルコール摂取量が多くなっていったことから、完全に絶たないまでも量を減らすとか週に2回までにするとかを考える様になりました。
あるTV番組でやっていたそうですが、牛乳などの乳製品は尿酸を排泄促進するらしいと。
昔は毎日飲んでいた牛乳をいまでは全く飲まなくなっていましたので、再び開始する考えになりました。
しかし私の場合は、その考えを改める事態になりました。
いざ、牛乳を飲むと腸内細菌が拒否反応を示してお腹の中がまるで夏の夕立ちの様にゴロゴロと鳴り出したのでした!すっかり牛乳に対応できる腸ではなくなっていたのです~!
ガスが発生し、同時に下痢化してしまったのでトイレの回数がまた増えてしまいました。これには困りましたので、固形のヨーグルト類に変更することにしました。(これなら雷なし)
痛風発作から1週間経過の7日目
表側に内出血(アザ)の感じも薄くなり、痛みもかなり取れてきたのですが裏側の腫れに大きな変化はなく、歩く時の圧力に痛みを感じる状態でした。(親指関節がまだ完全に曲げ切れないので普通に歩けない)
ただし、この日に分かったことはお風呂の湯に患部が浸かっても、シミなくなったということでした!(7日目でやっと)
発作が起きてから8日目が経過
この日は朝起きてベッドから足を降ろすと「再発か?!」と思う痛みを感じ、焦ります!
しかし少し経つと痛みは昨日と変わらなくなったので、本当にホッとしました~!(この現象は何だったのかは不明)あの再発は本当に勘弁してもらいたいですね~
医者の血液検査結果に行く前に、様子を撮っておきました。8日目の状態です。
毎朝期待しながら、足をベッドから降ろすのですが今日もあまり進展はなく、裏側の腫れは変わっていませんでした。(早く普通に歩けるように戻りたい・・)
仕方なく再び消炎シップを貼って、検査結果を聞きに医者へ向かいました。
今日は前回よりも少し混んでおり、前回よりも待たされましたが血液採集からの腎機能(老廃物の排出機能)の検査結果が出ており、医師から解説されます。
「尿酸値は7.2 クレアチニンは1.26 排出機能としては、4.86なので5.0の基準に届きませんので腎機能としてはレベル3の軽度弱っている状態ですね~」
「発作中に血液採集したので、正確な尿酸値ではない可能性があります・・」
私がいろいろと調べたら、先生の言葉通りのことがありました。
痛風発作中の血清尿酸値は低いことがある!
発作を起こしている最中は、炎症性物質「サイトカイン」の影響により尿酸排泄の亢進していることがあるため、測定しても低い値が出てしまう可能性がある!
これについては、私の状態で思い当たる点があります。
おしっこの回数が異常に多くなっていたのです!1週間経過後は戻りましたが痛みのある期間、特に発作翌日から5~6日目くらいまで、1日8回以上の尿排出回数だったのです!
先生といろいろ話ましたが、食生活をいまさら急に変えても長い年月によって蓄積されてきた体質もあるので、長い目で診て行かなければなりませんとの事でした・・
健康診断も数ヵ月後にはありますので、その時には正確な数値を見れますので計測してみましょうという話になりました。
「また発作は大丈夫ですかね~?」と私が不安そうに尋ねると
「それは解らないので、その時の為に鎮痛薬を持って帰って下さい!」と。
尿酸値を急に下げると発作が再び短期間で起きるかもしれないので、とりあえず処方箋にはありましたが、数ヵ月後の再検査結果で考えることにしようと思いました。
果たして数ヵ月後の計測までに、生活改善で落とすことが可能なのかどうか?
さて、次のページからは右足親指の腫れが普通に戻るまでを継続して診ていきます。
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