アスファルト補修剤(小粒)で間口との隙間ヒビ割れを埋められる記




最近になって気が付いたのですが、前面道路と家の間口との隙間に草が大きく育っていました。

今までどうして気が付かなかったのか自分でも不思議ですが、「こんなに隙間が空いていたっけ?」と思うくらいヒビ割れが目立っていました。(遠目だと気にならなかったのかもしれませんけど・・)

今年になって近所の解体工事が行われ、それに使われた重機の往来で道路が少し沈下した可能性もありますが、一方であの2011年に起きた大震災によって既に少し隙間(地盤のズレ)ができていたのかもしれません。(ここ関東地方でも震度5強となった揺れは、広い地域で地盤沈下や地割れを起こしいたはずです)

そんなことで 気が付いてしまった今回、(隙間から出て大きく育った草には悪いのですが)この隙間を埋めておくことにします。

前記では「100円ショップのセメントでコンクリ床のヒビを補修」をレポしましたが、今回はアスファルトなので(100均店では売られていませんので)、なるべく安価なアスファルト補修剤を見つけてみようと思います。

安くDIYできればいいよねぇ

細かな隙間に入って埋めることができる小粒アスファルト補修剤

ネット検索もしましたが送料が高いので、近くのホームセンターへ行って探しました↑

アスファルト補修用10kgもあったのですが、安い方の細かい隙間ひび割れ用の小粒タイプ2kgにしました。
とりあえず、部分的に埋めてみるだけなので1袋だけ買ってみることに。(1袋¥580税別)
さっそく袋の端をカットして、少しずつひび割れに入る様に撒いていきます↓
中身はほとんど小さな粒状なので、細かい隙間にも入れやすいようです↑
冒頭画像のヒビ割れ箇所だけならこの2kgで十分足りると思ったのですが、実際に始めるとヒビ割れの長さが最低でも2mくらいありましたので追加が必要となりました。(1.5mくらいなら大丈夫でしたが・・)
ついでに段差プレートの様にするには、補修剤を多めに盛ってから足で踏んで押し固めると良いと思います。

平板があれば平らできれいに仕上がりますねぇ↓

平の板を上に置いて体重で踏み押し固める↑
道路との隙間やヒビ割れを埋めて、間口の段差プレートにもなるので一石二鳥です(^_-)-☆
小粒なので細かな隙間にも補修剤を押し込めます(アイスの棒などで)↓
新しいアスファルト剤は道路の色よりも濃い黒色なので目立ちますが、日にちが経っていくと徐々に灰色になっていき道路の色に近くなっていくと思います。

黒いベタベタした感じの液体を被っている小粒の石が、やがて互いに接着して固まっていく様なのです。

結局やっているうちにヒビ割れ以外の箇所にも段差プレートを兼ねて敷き詰めることにしたので、後から追加で2袋ほど買ってきたのです。(結局、前面の間口いっぱいに)
固まるまでには意外と長い目が必要

踏み固めた型は崩れていませんが、数日間では完全に固まらないようです↓

全体的にしっかりと踏み固めておいたつもりでも、まだ数日間では小粒がポロポロと動いてしまうので、そのまま触らずにそっとしておきます。
また、この完全に固まらない状態のうちに夕方の雷雨(強い雨)が降ったので、せっかくの型が流れてしまうかと心配しましたが、どこも崩れることなく無事で安心しました。

原油成分で水をはじくのかねぇ・・

施工前と後の比較(ビフォー&アフター)↓
↑施工してから数週間が経過した様子ですが、ヒビ割れの箇所もすっかり型が定着している様で雑草も出なくなりました。
数日くらいではなく、月日が経つにつれて少しづつ だんだんと固着(定着)していくタイプだったと分かりました。
↓画像は5~6週間経過後の様子ですが、まだ道路のアスファルト色より補修剤の色の方が濃いので施工跡が分かります(おそらく、色が濃いうちは完全ではないのかも・・)↓
以前(1年前位)同じように補修していた近隣のお宅を視ると、 既に現在は道路との色合いがそんなに目立たなくなっている感じなので、もしかしたら更に半年以上経てば前面道路の色と目立たないくらいになるのかもしれません・・。(太陽の強い紫外線や熱などによっても変わるのでしょう)
♢  ♢  ♢
今回は、ヒビ割れ埋めとついでに段差プレート代用に「アスファルト補修剤小粒タイプ」を初めて使ってみましたが、本当にこれは気軽&簡単に使えたので(老若男女・誰でも使える)お勧めの補修剤だと思います!(100均にはありませんが・・)
あの時の様に また大きな地震などが起これば道路の地割れ・ひび割れ等が出てしまうかもしれませんが、なるべくなら二度とあの激しい揺れの経験はしたくないものですねぇ・・
つづく・・