お風呂の水が減ってしまう原因は、黒ゴム栓(風呂水栓)の歪み劣化




最近、浴槽に貯めておいた風呂水が なぜか朝になると減っているようになりました!

いろいろ調べるとその原因が3つあることを知りますが、もしもその原因が大変なものだったならば大きな出費になってしまうと頭をよぎりますので とても不安になってしまいます。

 

浴槽の水が減る原因(パターン)

上に記した通り、浴槽の水が減ってしまう原因は主に3つ考えられます。

1、浴槽自体に亀裂(ヒビ)やキズなどがある場合。これは浴槽を補修するか買い替えるかになるかもしれません。

2、風呂釜のパイプつなぎ目からの水漏れの場合。これは一番やっかいで、浴室壁内と給湯器の漏れ箇所を調べないと分かりませんので、専門業者に依頼するしかないかもしれません。

3、単純に浴槽の排水栓(ゴム製の栓)が原因の場合、これならば簡単で素人でもすぐに解決ができそうです!そして できれば、これで済む様に願いたいのです・・

上のどれが原因か、先ずは再度お風呂に水を貯めて様子を観てみます。うちの浴槽は2穴式なので、上の穴が水に浸かるまで入れておきます。

これで上下の穴どちらかまで水が減ってしまうなら、接続パイプからの漏れが上からか下からかが判明するはずです。

また、浴槽の亀裂やヒビがある場合は見た目で分かりますので、そこまで水は減ると思います。

そして一晩貯めておいた結果、翌朝に見ると浴槽の下の方まで水が減っていました・・

ということは、とりあえず今回は風呂釜パイプ関係の漏れではなく、下の排水栓から漏れているということがはっきりと分かりました!

日頃こんな排水栓なんて気にもしていませんでしたが、よく観ると酷い様相になっていました・・下の写真のとおり↓

ゴムの先っぽが歪んで波打っている状態になっており、これでは少しづつ水が漏れるのは当然でしょう!

考えてみれば、この浴槽に変えてから既に15年も経っていますので、ゴム製の排水栓が古く劣化していても仕方ありませんね~!(浴槽自体はFRP製なので、まだヒビや亀裂等は大丈夫みたいです・・)

 

現物を外して持っていかないとピッタリ合わないので注意!
さっそく近くのホームセンターへ同じものを探しに行くと、様々なサイズの排水栓が売られていました。
念の為、浴槽の鎖から排水栓を外して持って行って良かったと思います。これだけ同じようなものがあると本当にサイズ的にも戸惑ってしまうからです。(少しでも寸法違いのものを買ってしまうと、二度手間&無駄になります・・)
カクダイというメーカー品は、親切にも現物と合わせられるパッケージになっていました!(有難いです~!)
商品の入っているプラスティックケースに、浴槽から外して持っていった現物をはめて確認できるのですね~!

さすが、メーカーさんも考えてるね~!

 

水は少しでも隙間ができると漏れていくので、とにかく現物がぴったりと合うサイズを選ばなければなりません。栓がぴったりと奥まで入るサイズです!

但し、時代が違うのか若干形状が異なっている様なので戸惑いましたが他に合うものがなかった為、それを買って帰ることにしました。(鎖は要らなかったのですが鎖付きしかなく、鎖の分で千円少々と高くなっていました・・)
*現物と若干形状が異なる部分はここの部分だけ↓
もしかしたらですが、この切り込み部分が改良型の特徴で、ゴムの重心をなるべく中心になるように付けて「重みの引っ張り効果で、少しでも抑えを強くする!」という加工なのかもしれませんね~(あくまでも個人的な想像ですけど・・)
そして、実際に浴槽の排水穴にはめてみると無事元の栓と同じ感じに収まりました。
とりあえず再度水を貯めて、一晩は様子を観ましたが大丈夫みたいです!(これでまた10年は交換することもないかもしれません。)

*追記として・・この交換の際に、浴槽に付いているリングから鎖を外すのには少々苦戦します。

 

コツとしては、まず指ツメでリングの間に隙間を作って すぐにマイナスドライバーの先端をその隙間に挟んでおきます。

少しづつマイナスドライバーを起こして隙間を広げ、(ラジオペンチなどがあれば先っぽをマイナスドライバーで開けた隙間に交換差し込みして)穴に差し込んで、少しずつペンチで回していく感じです。

やはり長年経過すると、ゴムも変形や劣化がしてくるものなので新しい素材のものと交換しなければいけませんね~!
そして今回伝えたかった大切なことは、「交換品を買いに行く時は、必ず現物を取り外して持って行きましょう!」ということでした。