激しい痒みとの闘い!第五回
これで完治と言ってほしいのだが・・
*この記事は、何年か前「更年期障害」の影響なのか不明ですが、
その年、患った急性的な湿疹病との闘病記録を想い綴るものです。
この実録体験記を幾度かにわたって記していこうとするものです。
今回は、その第五回です。
*お話は前回の続きから・・
前章の通り、7月中旬
結局、私は一番最初に行った皮膚科専門ではない医院へ行くことにし
そして今回4度目の処方箋薬で、この湿疹の完治を賭けることになりました!
7月18日 昨日もらってきた処方箋薬を使用始めたが・・
「抗ヒスタミン薬(アレルギーを抑える薬)を飲んでも、
寝ている時に痒みはいつも通りに襲ってきた。」
「最初の背中部分の再発で、膿が出始めて下着に黄色の着色が残るような日が
再び始まった。」
と、2~3日は苦しみは続いていたのです。
が、しかし・・・
—–///——
やはり、一番最初に処方されたものが実は正解だったのです!
この抗生物質入りのステロイド軟膏薬は見事に効いたようで、
僅か3~4日間程度で背中の湿疹は回復してしまった。
4度目の治りです!
↑4度目の発疹菌の撃退に成功した戦場跡 ↑
「7月の後半の週に改善後、1週間経過したぐらいに、
再び痒みの兆候が出てきた為、再度そこへ塗って対処したら、
発疹を食い止めることができたのか、8月に入っているが
まだ背中の湿疹は起きていない。」
「その代わりに下腹のゴムかぶれ部分に発疹はできてしまったが、
これにも塗って対処し、抑えることができている。」
「とにかくこれで菌が原因だったことが、この抗生物質の即効性で判明した。
今ではあの夜の辛い痒みが嘘のようである。
それほど、この抗生物質軟膏は効いたのだ!」
–当時のメモ日記より抜粋–
*ところが、この発疹原因菌は本当に執拗にあちらこちらへ転移して
どうにか居座ろうと逃げていきます!
胸に転移する発疹
*特にこの7月の闘いは辛いものがありましたので、その悔しさに
写真を撮り続けていました。
この闘病写真は、7月が特に多く撮ってあることでも、
その辛かった気持ちが伝わります・・
8月中旬 酷く赤くなっていた左脇腹の状態(↓画像)が改善へ向かう!
そして、背中の湿疹ぶつぶつも消えていった!
あの薬を処方してもらってから、8月にかけて
再発しそうな時だけ対処して食い止めることに成功していたのですが
あれから、1カ月以上経ち当然に軟膏はなくなっていました。
背中の激しい発疹の痒みも、脇腹の痒みも無くなっていたので
少しづつ使っていたことで期間も長く使えたのでしょう。
*薬に対する耐用菌の発生の事を聞いた私は、常には使用せず
発生しそうに感じた時だけ一時的に使っていました。
9月初旬
そんな中、背中や脇、脇腹、胸といろいろな箇所に発生していた発疹が、
首(襟のあたる部分)に発疹が起きてきました!
この時は既に薬は使いきってしまってましたので、
医者嫌いな私は、再び仕方なく処方箋を出してもらいに行くのでした。
「あの~ 薬だけ欲しいのですが・・」
受付より
「診察をしてから、処方箋を出しますからね~」
という返答がかえってきた為、いた仕方なく診察を受けますが
「飲み薬はけっこうなので、外用薬だけの処方箋お願いします!」
ということも主張し、
処方薬
塗り薬 (抗生物質と中強ステロイド薬の混合)
炎症を抑える薬(ステロイド入り軟膏) 10g
細菌の繁殖を抑える薬(抗生物質入り軟膏)10g
*今回は、飲み薬は効き目を感じなかったという意見を
聴いてもらい、アレルギー用の内服薬は出されませんでした。
1カ月半振りに、新しく満タンの軟膏を受け取って帰り
さっそく、首の襟があたる箇所への使用をしますが
今回はけっこう治まるまで日数がかかった記憶がありました。
今でも なるべく綿素材の下着を着るようにしていますが、
一般にいう、繊維素材による肌への影響については、
本当なのか私は実験していないので分りません。
ーー10月初旬ーー
どこまでシツコイ発疹原因菌なのでしょうか?!
今度は、左腰(↓画像)に発疹ができてしまうのです!
9月に発生した首部分の発疹の様に、日数はかかりましたが
この秘薬の底力で、下旬頃にはだいぶ治ってきたのでした。
冬になると乾燥のためか、「老人性皮膚そよう症」の発症が多くなると
思われますが、老化による乾燥肌により外的から身を守るという
皮膚の自衛隊が居なくなりますので、当然に侵入され易くなり
今回の私の様に、菌の繁殖に犯されていくのですね~。
その発疹原因菌は、乾燥期ではない夏でも平気で居座り
繁殖を繰り返し、あちこちへ転移したりもし、私を苦しめました。
2院目の処方薬は、効き目はあったが再発を許し
3院目の処方薬も、同じ様に短い効き目でした。
今回、結局最初の処方薬が、自分に侵入した原因菌に対して
一番の特効薬だったことが最後にはっきりとしましたが、
その使い方も重要だったかもしれません。
これで完全に治ったと思ったら、いつの間にか再発!
菌は潜んでいたのですね~!
根絶するのには根強く、効き目のよかった(効き目の長かった)
同じ薬で対抗するということなのでした!
私は、違う薬を2回も変えて使っていたので
再発を繰り返し、苦しみが深くなってしまったのでした。
*市販の薬でも処方箋の薬でも、どちらでも良いので
効き目を本当に感じられた薬で、根気良く発症を抑えるのです!
自分の症状に効果があれば改善も早く、長く効くはずですから
これをひとつのポイントにしましょう。
その頃になると、体のどこにもあのブツブツとした痒い湿疹は
見当たらなくなくなっていましたので、まだ残っている軟膏薬は
塗らなくなっていました。
ここらへんで、もう
この皮膚病から 完治と言ってほしい!ってとこですが・・
しかし、油断大敵です!
隙があれば、また発疹しようとしているかもしれません。
私は、たとえ少しでも(1カ所)でもピンク色の痒いものが発生したら
すぐに対処して広がらないようにしていましたので、
あの眠れないほどのブツブツ繁殖拡大状態にはなりませんでした。
*11月から12月に入って**
季節はしだいに乾燥を伴う時期となっていきます。
特にステロイド薬を経験した皮膚は、防護が薄くなっているために
保湿を必要としますので、適切な保湿剤で菌の再発から守るように
心がけなければなりません!
↓下の写真は、最も辛く酷かった4月の状態から半年後
発疹を食止め続け、だいぶ回復した背中の状態です。
この画像を観ると、本当に今でも恐ろしく想います。
あの毎日毎日の苦しみをよく乗り越えられたと痛感するものですが
二度と味わいたくない経験ですので、現在でも自分に効き目のあった
あの特効薬と、乾燥する肌を守るための保湿剤(クリーム)は
いつも補充しておくのですよね~!
*以上、5回にわたって長々と綴って参りましたが、今回のこの闘病記録記が現在
同じ様な病状で苦しめられている方々にとって、少しでも何かの参考になればと
願い、また様態の改善を心より祈るものであります。
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