生物は人間でさえ種の存続のためにDNAによって
システム化されている存在?!
その場の環境や、境遇により合理的に適合するため進化していき、
種を絶やさないようにDNAがしくみを作っているのでしょう。
この地球が誕生し、藻という最初の生物が発生してから
様々な形態の生物が誕生したということですが、
「偶然にも、せっかく誕生した生物」
ですから、この地球がある限り存続していこうという
自然の摂理がDNAに具わったのでしょう。
他の綴り記でも書いていたと思いますが、より良い種を残すため
ほとんどの動物は、様相の良い強い交わり相手を好みます。
DNAの設計通り、存続するための手段として
より優れた子孫を残すため、より進化するために
より良い相手を好むように仕組まれているものです。
多くの動物では、強く生き残っているオスをメスは受け入れます。
人間も同じで、たいていカッコイイ男や綺麗な女性に惹かれるでしょう。
それは、やっぱり良い子孫を作るためなのです。
私もその昔、若い頃に、綺麗な金髪の白人と結ばれたなら
「どんな可愛い子ができただろう?」なんて
思ったものですよ。
男は、種の保存に懸命な性質である生き物
女性は得た男性に「服従するほど献身的」になる動物だとあります。
これもDNAの違いからくるものからか、男は少しだけ違うのですね~
理性によって、人間的に抑えることができる男性もごく僅かにいますが、
他のもっと綺麗な女性を見かけてしまうと、どうしても目がいくものです。
一度 手にできた女性には、安心感もあり達成感もありで
より多くの自分の種を残すという、DNAが作ったシステムによって
別の女性に種付けしなければならないという動物的本能が
湧き出してくるのです。
一人目に種を植え付けた後、DNAは男に言います。
「よし、次に進め!」と。
ライオンの一家は、オスに多くのメスがいて
すべてそのオスの子供を宿します。しかし
途中で強いライオンに奪われた一家は、メスが産んだ子供をすべて排除されます。
日本でも世界でもその昔、人間で同じようなことをやっていた歴史がありますよね。
進軍されて、領土を取られてしまった国の殿様はもちろん処刑されるのですが
その家族、奥方や関係者の子孫は殺されることになるのです。
(人間の場合は、生かしておけば後に仇討が起こりますから・・)
そして、若い女性は新しい君主の種を植えられて世継ぎを作るのです。
これも全て「種の保存」存続というDNAが設計した高度な技術といえますね~。
漫談で大人気であった「きみまろ氏」
世相の本当のことをネタにしていましたよね~!
観客は、ほとんど中高年、年配者の年齢層。
純粋な恋をしている若い世代には、解りません。
私も若い頃は、「いつまでも変わらぬ愛」「真実の愛」など
夢見ていた頃がありましたね~!
夢中になっていた若い恋人同士は、そう想いながら一緒になります。
特に女性は献身的な動物ですから、子供ができるまでは
夫に一生懸命、献身いたします。
子供ができると、女性はしだいに変わっていきます。
これも、DNAのしくみなのか解りませんが、女性は2人までは
目が行き届き、優遇することができるのか、
ひとり産んだだけでは、夫にも目が届くという意味か、
ある程度子供が大きくなってきても、夫との接し方は悪くないようですが
2人目の子供が誕生し、その2人がある程度育って大きくなってくると
女性の中に具わっているDNAの「子孫存続完了スイッチ」みたいなのが入って
「きみまろ風」漫談話のようになってくるのでしょうかね~?!
「亭主元気で留守が良い!」という言葉も昔、知られ有名な言葉ですが、
それを細かく表現したのが、きみまろ漫談で大ヒットしたものです。
なるほど~ と
私も実感して「その通りだな~!」と痛感してしまうものでした。
ン十年前、結婚して間もない頃は、家に嫁いできた嫁は新鮮なものでした。
新婚の2人で毎日一つ屋根の下、過ごすことは理想の幸福といえたでしょう。
まだ若く慎ましい嫁は、弱々しい感じで
とても放ってはおけない感じをさせられたものです・・
数年後、待望の一人目の子が誕生しました。
2人とも有難き恵みと溺愛します。
まだ一人目だけなので、夫婦仲も変わらずでしたので、
それにより2人目を宿すことができるのでした。
2人目ができると、女性は途端に忙しくなるものです。
夫も育児に加わることで、夫婦仲は家族仲となっていきます。
こうして、子供達中心の時代が始まっていきます。
当然に、夫と妻は男と女から、父と母へ変わっていくのです。
しかしその代わりに、2人の子供達との尊い時間を味わえます。
気がつけば、時はあっという間に過ぎてしまうもの・・
子供達も大きくなって、成長していき
やがて再び、夫婦2人だけの屋根の下の時代が戻ってくるのですが・・。
その時は、ほとんどの人が「きみまろ風」漫談の解る歳なのでしょう。
「ただいま~!」 と帰宅すると、
「なに、早いわね~!」
と 嫌そうな言い方で応答してくれるようになります。
さらに、
「風呂は~?」
「あたしが先に入るんだから、私の後にしてよ~!」
「ごはんは~?」
「冷蔵庫に ごはんがあるから、レトルトカレーはそこにあるでしょ!」
と、一家の主である夫の威厳を保てる方が羨ましく思える
そういう境遇も多いことでしょう・・・
多くの男女が結婚した中で、その離婚率も凄いものですよね~
上に書いてある「きみまろ風漫談」話は
主に熟年夫婦の会話などを表現したものです。
子供も大きくなって、育ってしまった後
家に残された熟年夫婦2人は、むしろ運が良いのです。
子供が育たないうちに離婚した夫婦や、未亡人の家庭の場合、
「あれから、ン十年!」というのは無いのです。
まして、子供を持つ女性は強いですから、男は不要とさえ考えるのです。
これも種の保存システムの作用なのでしょうか。
女にとって男は子供を作るための一時的に必要なもので、
ある程度、子供が育つと男の必要性はなくなってしまうという仕組み。
男が浮気、つまり別の新しいものに走ってしまう本能も
DNAが仕組んだものなのでしょう。
女は更年期という期限が過ぎれば、種の保存活動が不可能になりますが
男はけっこう長い歳、種の保存活動が可能です。
高齢者であっても、若い女性にであれば種の植え付けをすることができます。
自分の血を拡大存続させることは、生物にとって一番の使命であるゆえ
男の役目の方がDNAにとっては、頼りがいがあるのですかね。
もし、人間に「理性」というものがなければ、それこそ
ネズミ式に人口も爆発していったのかもしれません~
男も女も本能によって、種の保存を絶えず し続けたことでしょうから・・
ということで、長くなってしまいましたが
DNAによって、ひとつの役割を与えられ、
ひとつの家庭を守ってきたとはいえ、古ぼけて今では
「亭主元気で留守がいい」と感じられてしまっていても、
今まで生かされてきた自分は、熟年まで長年一緒に居られた幸運に
むしろ運が良い方であると、悟って感謝することと
ポジティブに・・
そして、この使命に
最後まで生きるのです!