フローリング床のプカプカ凹む補修・補強した簡易的な方法の記
日本の木造建築も長年住んでいると、屋内の床が当然に経年劣化してきますね!
わが家の床も経年で(私と同じく歳老いて)弱っている箇所が出てきた様でして、踏むと分かる様になってきました。
以前、知り合いに部分的に凹みが酷いところは補修してもらったのですが、ここにきて簡易的な補強を自分で行うことをしました。
床を新しく張り替えとなると、けっこうな予算が必要になってしまうため、とりあえずは踏んだ時の凹みだけを解消させられればと考えたのでした。
布基礎である当家の床下は、けっこう高く作られておりホフク前進ではなく、ハイハイした状態で余裕に侵入できます。
大引きを基盤として、その上に根太が載って床板(フローリング合板)が貼られているので、弱い凹む所に根太追加してやれば、とりあえずは凹みを解消できると思いついたのです!
経年の地盤沈下もあり、直接土壌立ちとなっている床束もグラついている箇所があります。
だいぶ前に、床束の追加として樹脂製のものを何本か補強に入れてあるのですが、やっぱり1年ぐらい経つと緩んでくるのですよね~
こういうところは、近年のベタ基礎工法の方が良い感じに思えてきます。
角材はホームセンターで格安のものを手に入れてきます。1本2mくらいで¥200程度でした!
この角材の寸法は3cm×4cmで、根太の寸法にもよりますが5mmくらい寸法が小さいようでしたが、安くてちょうど良い寸法のが売ってなかったので仕方なく今回はこれ(赤松)を買って帰りました。(とにかく安ければ材質は何でも良かった)
大引き同士の間隔は約98cmでしたので、根太の追加代りに使用する今回買ってきた角材をちょうど2つにすれば良いということですね!
上の画像の通り、床(フローリング合板)が経年劣化によって弱くなってしまった為に、その個所を踏むと撓るという感じなのですね~
この部分に根太として角材を追加(噛ます)すれば、床板の凹みを抑えることができると思います!
角材寸法が根太寸法よりも若干少ない場合は、角材(追加根太)と大引きとの間にスライス木片でも噛まして調整しますが、その前に上下に傷防止と噛まし易くするためのテープを貼っておきました。
<この床下の面に保護としてテープを貼っておかなかった箇所には、合板へキズ(剥がれ)をつけてしまったのです・・>
角材寸法がピッタリの場合は、差しこみする木材先端の部分をカンナで少しテーパーをかけておくと床板と大引きとの間に噛まし易くなると思います。
昔の建築基準ですと、根太の間隔が今の基準よりも少なかったのかもしれませんね~!
もっと感覚が細かければ、床の耐久性も違ったのだと今回思いましたが、予算の関係もあったのでしょう。細かくすれば材料もそれだけ費やすことになりますから・・
床の張り替えを今回はせずに部分的に根太(補強木材)を追加して対処しましたが、とりあえずは凹みを抑えることができました!(費用¥数百円)
張り替える予算が今は無い!という我が家の様なおうちがありましたら、こんな感じで対処しておくのも良いかもしれませんね!(ただし、正規かどうかは別としてですけど・・)