青アザ(内出血)の治る経過を観ていくと、その自然治癒力に感銘を受けるものであります!
昔よく青タンと言ってました青痣(アオアザ)という内出血の状態は、子供から老人まで経験したことがあると思います。でも、いつの間にか消えて無くなっていますよね~!
私達、動物の体はうまい具合にできており、自ら補修できる能力を兼ね備えています。
これは、じつに凄いシステムになっていて、本当にありがたいことなんですよ~
たまたま腕に内出血を起こした時に、それがどのくらいで消えていくのかを毎日の写真に撮っておき、日々に変化していく(治っていく)のを観察してみましたので、今回はそれを見ていきましょうね~!
その前に、青アザといわれる内出血とはどのような状態なのでしょう・・
皮膚のすぐ下、比較的外から見えるほど場所の中にある血管が破れてしまい
外に出る傷口がない場合、その中に血が溢れて広がって見える状態ですよね~。
皮膚からもっと奥のところで、血管が破れて溢れて広がっている場合は、外から見えない
状態になっているのですが、押すと痛みがあったり感じることがあります。
それでは、その溢れて出てしまった血液は、どうなっていくのでしょうか。
これから日数を追って写真で観ていきますが、しだいに青色痣の色が変わっていくのが見ることができます。
内出血した血液は、その周りの組織によって分解されていきます。
その後、血管、リンパ管などの排出機能に吸収されてゆき
腎臓から最後はおしっこで外へ出されていくのですよね~
まったく生物の補修機能は大したものなのです。
それでは、内出血した当日の様子から画像を観ていきましょう。
↓
1日目
健康診断の血液採集の際に、看護士さんの失敗だったのか
終わってその注射箇所に貼ってあったテープを外したのですが
腕に内出血を起こしている状態に気がついたのでした。
けっこう紫濃いような色だったので、少し心配ながらも
この状態がどのくらいで消えるのだろう?
と思って写真に収めておきました。
押してはみなかったものの、特に痛みはありませんでした。
2日目
まだ大きく目立ったような変化はすぐには解りませんでしたが
よく観ると、わずかに色が変わってきた感じもします。
(残っている黒いシミのようなものは、テープのり跡)
3日目
赤色というか、紫色だったような色が青い色になって
変わってきている部分が見えてきました。
(残っている黒いシミのようなものは、テープのり跡)
4日目
青アザといわれる、内出血している血液が分解されて
オレンジ色へ変わっていくような感じがみられます。
5日目
青アザというよりも、オレンジあざの様な色に変化しています。
だいぶ漏れていた血液が分解されている状態になっていますね~
6日目
だいぶ色が変わってゆき、肌に近い色へと近づいていますね~!
(上の4つ点は今だに残っていたテープ跡でしたので、この後に剥がし除きました。)
7日目
この頃になると、もうほとんどアザとはいえない色になっています。
漏れてしまった血液の分解も終わりに近づき、オレンジ色の残り色が薄くあるのみになっていますね~
8日目
あの1日目の内出血の状態が、まるで無かったように綺麗な肌色に完全に戻っています。
この状態だと、どこにアザがあったのかも今では判別もつきませんね~
以上、このように時間を経て、体組織の補修はされていくんですね~!
我々の体の中にいる、補修作業員らが懸命に働いてくれたからなのですよ~
子供たちのように成長期の体であれば、この期間よりも更に治癒時間は早くなったことでしょう。
ちなみに、この治っていく過程については、何も薬を塗ったり飲んだり等、特別なことをしたわけではありません。
本来は、自分で自分を修理していく機能が生物にはあるのですよね~!
傷や風邪も、自分の補修部隊が治しているのです。
薬は人間だけが考え出したもので、その補修作業を補助するものですが
他の動物たちはみんな自分の治癒力で治すしかありません。
人間による手術や、発明した抗生物質などは優れた治療方法ですが
それによる化学薬品の薬漬け、副作用は避けられないものです。
それに対し、本来自分の中に備わっている自然治癒力には
副作用などは無いのが最高の利点なのです。
今回の青アザ、内出血の完治の過程を観て
あらためて自らの自然治癒力に感銘を受けるものでした。
* * *
今回のこの記が、訪問して頂けた方々へ何かご参考になれば幸いに思います・・。
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