強引な行為をしても、人の心というのは力では掴めない!と痛感する記




どんなに強い力でも、人の心は掴めない!

誠実と優しさが人の心を動かすことができるのだ!

必ずその後に目に見えない正義が審判を下す時がくるはずである!

2022年2月下旬、ロシアがウクライナ全土へ侵攻しました。

毎日のようにニュースで流れる無差別に攻撃された様子を観て、何ともいたたまれなくなり今ここに記しておかねばと思ったのです!

世界中が目を疑うほどに、信じられなかった侵攻ニュース!

2022年に入って間もなく、ロシア軍は演習だという口実でウクライナを取り囲むように次々と集結していきましたが、まさか本当に(しかも全体へ)攻めて来るとは思いませんでした

大規模な軍事力で侵攻し領土を奪うのだとしても、8年前から揉めていた東部のドネツク州など東側部分だけに侵攻すると思っていたからです。

そして、日に日に益々ロシアの攻撃はエスカレートしていきました。

世界中が目を疑うほどの非人間的な破壊攻撃を実施したロシアの独裁的指導者らは、ほとんどの世界各国からの批判を浴びるのは当然な事でした。

一般の人々が暮らす住居にも容赦なく爆弾は落ちてきます。まるで第二次世界大戦の空襲の再現です。綺麗だった街並みは現実とは思えない瓦礫の光景となっていきました。

当初は俊敏に陥落し降伏すると思われていたウクライナですが、国を守るという士気の高さによってロシアの思惑は外れ、時間がどんどん経っていきます。

独裁者に支配されこの大きな悪行を起こしたロシアは、世界中から批判され続けて大きく信頼を失い、孤独な鎖国状態の様になっていくのです。

世界中の人々は、この無差別で容赦のない非人道的攻撃に怒り与えられました。

周囲のヨーロッパ国々は「NATO加盟国ではない」という理由だけで、この悪行に西側諸国が手を出さないというわけではないということ、それは誰もが分かっています。

ロシアの核兵器が脅威であるということを・・核戦争が現実に起こってしまう恐怖があることを・・

力で仲間にしようとしても逆に離れていくだけ!

この2022年という現代になって、なぜ昔みたいな軍事力で言う事をきかせようとするのでしょうか・・?

独裁国家の考え方は、まるで19世紀へ逆戻りしていった感じです。

もう冷戦時代はとっくの昔の話だったはずです。

このバカげた指導者らは、ソ連邦が無くなって30年以上にもなるのにもかかわらず、今でもあの時を逆恨みしていたなんて・・

現代の人間に、どうしてこんな悲惨な事ができるのでしょうか?

普通に暮らしていただけの何の罪もない人たち、子供たちの被害者

同じ人間同士、しかも同じ民族同士が争って何が大義名分(正義)なのでしょうか

だれも独裁者の国(ロシア)を取ろうなんて考えてもいなかった、にもかかわらず

遠い昔からの記憶による屈辱や被害妄想だけで、何でこんな大きな悪態を決行したのだろうか?!

みんな良い仲間の方へ入りたがります。優しい仲間の方が安心できるからです。

怖い人から逃げるように、今まで躊躇していた国々は「やっぱりロシアは怖い!」と知って、人間的な西側NATO側やEUへ入りたいと思うのです。

みんな安心して暮らしたい、民主的に国ができている方が良いと当然に思うはずなのです!

ワルシャワ条約機構が解体後(冷戦時代が終わっても)ロシアの周囲国が次々とNATOへ入っていったのは、こういう事態が起こるかもしれないという懸念があったからかもしれません。

ロシア側は、NATOが迫ってきたと思っていたようですが、西側諸国の誰もロシアなど攻めて取ってしまおうなんて気はありません!

独裁者の支配できる共産主義国が民主国家へ影響されていくことが怖かったのでしょうけれど、周囲の国を力で脅して押さえつけるなんて、当然に好感が離れていくだけなのです!

誰がこれを止めさせられるのか?!

アメリカやイギリスなどのNATO側が本当に怒ったら、それこそロシア軍は圧倒されると思います。

強大な共産国とはいっても、北朝鮮が大きくなった軍事力国のようなイメージだと思うので、アメリカやイギリスの先端技術国が居るNATO軍の力量には勝てないでしょう!

しかし民主的な国々の集まりなので人権を出来るだけ尊重しますから、批判を浴びる行動はできないのです。

興奮した独裁者が破滅的なボタンを押すことのないようにしていますが、人として子供の命さえ心を痛めない独裁者を許すわけがありません!

この危険な独裁者を今まで野放しにしていたことを後悔している気持ちもあるでしょうけれども、あの人がまさか人間の体を持った悪魔だったとは思わなかったのです・・

この悪魔の悪行を人類はどうやって止めるのでしょうか?!

 

映画の様に「スーパーマンや007などがやってきて退治してくれるならいいなぁ!」と夢の様な話を願ってしまうほどですが、現実的に考えると本当に難しい問題を世界は与えられてしまいました・・

 

今の世界の状況を例えるならば、クラスで凶器を持った不良らが一人の生徒に暴行をしているのを他の生徒が観ているだけで、尚且つ先生も不良らが持っている凶器によって手を出せない状態にそっくりだと思います。

そして暴行されている一人の生徒は懸命に対抗し耐えている状態で、周りの生徒や先生ははたから応援している様です。

周囲が考えている一番良い解決方法は、暴行されているその一人の生徒がみんなの献身的な応援によって頑張って不良に勝つことでしょう!

しかし、負けそうになった不良は凶器を最後に使うかもしれませんので、周囲は(それまでに)どうにか凶器を奪うしかありません!

今現時点では(これを記している時点)結果がどうなるのか分かっていませんが、西側諸国が独裁者という悪魔を退治できるシナリオを祈りたいと思います。

そして、悪魔が起こした愚かな行為に償いをさせるのです!被害になった人命は戻せませんが、ぐちゃぐちゃになって崩壊した住居や街並み、インフラや橋や道路を弁償させるのです!

そして、二度と独裁政治国家を生み出さないようにしなければならないのです!

 

次回へつづく・・


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