2020年に入ってすぐ、新型コロナウイルスによるニュースでいっぱいになりました。中国の大都市のひとつ「武漢」から発生し、世界中に拡散していったパンデミックの様な状況で人々にパニックを引き起こしていったのです。
未知のウィルスによるパンデミックといえば、1980年代の映画「virus 復活の日」を思い出させます!今回のウイルスはこの映画の様にはならないにしても、世界中に広まってしまう「パンデミック」という状態は本当に人類にとって恐怖でしかありません。
まだ東西冷戦時代だった当時、製作されたこの映画「VIRUS 復活の日」のストーリーは、殺人ウイルスによって人類滅亡に向かっていくというものでした。
《簡単なあらすじ》
東側の細菌研究所から細菌兵器「新種のウィルス」が盗まれてしまうが、その運び屋が途中で墜落事故を起こし地上へ放ってしまった。
この猛烈な毒性のウィルスは物凄い増殖力で、ヨーロッパの各地がこの活性化したウィリスに汚染されていった。
次々と倒れていく世界中の人々や動物。やがて、南極にいる人類を残してすべて壊滅した。
この映画ストーリーの様に、実際に殺人兵器として開発された細菌があるのかもしれませんが、人類が全て死滅してしまうことになれば「勝ち負け」どころではなくなって「本末転倒」になってしまいますよね~
今回の新型コロナウイルスも武漢の研究所から漏れてしまったという噂があるらしいですが、様々な動物を食材に扱う中国市場ですから、新しいウイルスを自然発生させるのにも繋がってしまうのかもしれませんね。
2003年に中国広東省から始まったとした『SARS サーズ』重症急性呼吸器症(重症肺炎)といわれる新型コロナウイルスによる感染者も、32の地域と 国にわたり8,000人を超える影響がありましたが、1年に渡りどうにか終息しました。
しかし その約10年後、2015年『MERS マーズ』(中東呼吸器症)という新型コロナウイルスが発生、韓国と中国で多数の感染者と犠牲者を出します。
そして今回の新型コロナウイルスの発生で、やはり発生元(起源)となった中国の武漢市民ばかりが異常な犠牲者数となっています。
「サーズ」や「マーズ」の時には今回のように政府が動くほどではなかった記憶ですが、今度の新型コロナウイルスはチャーター機で4回も迎えに行ったりするほどの大きな出来事になりました。
同じウィルスであるインフルエンザが流行っても、店にはマスクや消毒液がたくさん販売されていて在庫が無くなることはありませんでした。
が、しかし今回は連日のコロナウイルスニュースによって、中国でもないのに埼玉県の田舎町でもマスクや消毒液が売り切れ続出となっているのです!
いつどこから侵入してくるか解らないナノサイズ粒子に、市販のマスクで防げるとは思いませんけれども、安心する気持ちだけは効果があります。
また、大型クルーズ船を隔離するほどの事態も今までには無かったことだと思います。まるでバイオハザードみたいに「ゾンビウイルス」による世界的な恐怖を思わせます。
中国の武漢市民以外の死亡者は少ないようですが、人から人への感染力が強いのは毎日のニュースを観ていれば誰にでも分かります。
このウイルスが怖い点は感染者なのに症状がない人がいることでしょう!自分の中に入ってしまっていることが自覚できないので普段通り生活し、何の抵抗もなくバスや電車に乗ったりして拡散させてしまうのです!
人類は遠い昔から「細菌・ウイルス」と闘ってきました。その中で「天然痘ウイルス」は人類史上初めて撲滅に成功した感染症ということです。
「天然痘」と名付けたウイルスの正確な起源は分かっていませんが、最古記録は紀元前1350年のエジプト戦争の頃だそうで、また紀元前1100年代に没したエジプト王朝のラムセス5世は、この天然痘ウイルスで死亡したということです。
いずれにせよ、体の中にいる自らの自衛隊(白血球などの抗体)がしっかりと動いてくれれば外部から侵入してきた敵を排除し細胞を守るはずなのです。
しかし、糖尿病などの持病をもっている場合は自衛隊の能力や量が弱くなっているために、このような新型ウイルスに負けてしまうのかもしれません。
毎日のようにニュース番組に出演する専門家が一言ポツリと話した言葉に興味を抱きます。
「ウイルスも寄生した細胞が死滅してしまえば、存続し続けるという意味がなくなってしまうので、いずれは変異が落ち着くはずなのです・・」
自然に発生するウイルスならば「存続」という基本目的があるのです。(寄生するために、殺さずに生かしておかねば共倒れになる)
但し、今回の新型コロナウイルスの発生が、映画「VIRUS 復活の日」のシナリオの様に、戦略のため人工的に作られた「細菌兵器」ならば、人民を滅亡させる目的がありますが・・。