1986’(昭和61年)
「アメリクルーザー」
人間というのは一つの夢が叶ったとしても、さらに新たな欲望が起こるものですね~!
再び16歳時に訪れたロサンゼルスに、もう一度行きたいっていう夢が叶った途端に、
さらに今度は、行ったことのない、さらに遠い東海岸でのバス旅を思いつくのですから~。
という次の希望を叶えるべく、地道にアルバイトで夢に向かっていた~青春でした~
その頃「地球の歩き方」という貧乏学生旅支援の冊子がその頃有名になってきて、特に
卒業旅行に海外を選ぶ学生が増えてきた時代に入ってきたのです。
そんなわけで、今回は再びアメリカ東海岸からのバス旅という名前を、バスの期間パスから
ヒントを得てそこに書いてあった「アメリクルーザー」と名付けたのでした・・
今回は計画した時に「ある程度の覚悟」が必要だと気付きます。
前回の移動よりも広い範囲の企画になってしまった為(17~18州)期間も長く必要で、
期間も1カ月半程なければ到底周れないものになっていたからですね~。
で、予算から考えても毎日の食費や宿泊代などを、かなり切り詰めねばなりませんでしたが
若い時ですから、「なんとかなる!」と決行。
到着したスタート地は、ニューヨークでしたが その到着時間が遅くなってしまい街に着く頃
すでに深夜に近かったため、安い宿も探せずに仕方なくバスステーションから深夜便で泊まる
方法を考えたのでした。
ワシントンDC方面へ向かう便を探し、仕方なく朝まで深夜便に頼ったのですね~
時差ぼけと緊張もあって、深夜バスの席で眠れたかは覚えていませんが、無事に朝到着します
そして、ワシントンDCから南へとどんどん南下していきました。
ノースカロライナ州か、サウスカロライナ州だったか忘れましたが日本人が誰も知らない、
来ない小さな町に、途中降りて泊まったりしたことは本当のアメリカを体験出来た気がしたの
を覚えています。(シャーロット)
写真はだいぶ飛びますが、フロリダまで入りデイトナを通ってオーランドまで来ました。
ここでは、↓ディズニーワールド・エプコットセンターが印象に残りました。
その後、マイアミへ行ってレンタカーを借りて、一路キーウエストへ向かいました。
今では信じられないですが、こんな遠いところまでよく行けたものです!
↓フロリダ半島からキーウエストへの道
キーウエストの「スラッピージョー」↑
それから若干の滞在後、再びマイアミへ車を返却に戻ってフロリダ州を出ます。
アラバマ州、ミシシッピー州を過ぎてルイジアナ州のニューオリンズに着きます。
ここは、本当にシックな町なので一度行きたかった場所でした。
そこから、今度は北上していきました。
エルビスプレスリーで有名な街メンフィスはテネシー州の端っこでした。エルビスの邸宅は、
記念博物館になっていたので入ってみた時の写真です。
↓街に立つエルビスの像
さらにそこから北上して、ミズーリ州セントルイスの大きなシンボルアーチに上った時に、
下に観える町の様子を撮ったものだと思います。今はもっとビルが建っているのでしょうね~
↑セントルイス街の画像と合体させてます
* * *
そして、ここもあまり日本人観光客の来ない都市カンザスシティへ
高ーい塔だけが印象の写真として残っています。
カンザスシティに1泊した後、すぐに出発
一路バスはイリノイ州のシカゴへ向かいます。
(1986’のシカゴの街↓)
ここは、さすがに大都市でしたね~!
(バスステーションもデカい!)
当時世界で有名の高層ビルシアーズタワー (現在のウィリスタワー)
へ夜景を観に行ったのも印象深く想います。
ここには2日くらい滞在し、ナイヤガラの滝方面へ向かうことになります。
デトロイトからカナダのトロントへ向かい、ナイヤガラを目指しました。
↓寒すぎて凍っていた部分もありましたけど・・
この後は、いよいよニューヨークに戻ります!
途中、映画「ロッキー」の舞台都市として有名になった
フィラデルフィアに寄ってから、NYへ
今度は、午前中に着いたので宿も探せましたが 安いホテルなのでいろいろと聞こえてくる
それなりの所だったのでした・・ (夜に聞こえる、発砲音や悲鳴など・・)
最初に日本からここへ到着した日から、すでに1か月以上も経っていました。
(各地を周遊してきた期間が長かった為)
ここが到着地であり出発地で、最終地です!
*思いっきり写真を合体させております↓
まだ、ツインタワーがあった時代でしたね・・
(世界貿易センタービル)
最終目的地なので、この僅かな3~4泊の時間で堪能しなければ、最初で最後の訪問になる
かもしれない機会を癒す事はできません!
なので、今までの訪問都市よりも、とにかく夢中で観光した様な感じでした・・
やっぱりNYは一番夢みたいな所でしたね~
そう今でも夢みたいに想えますから・・
(あれから一度も行けてないので)
↑グレイハウンド時刻表が沢山見つかり追想!
何十年も経た今でも、想いでの写真を見直すと夢の様な(まるで前世のこと)感じもします!
遠い昔のアメリカ、バスで周った記憶は薄くなってしいましたが、こうして写真を見返すと
本当に自分は体験してきたんだなぁ~と感動と共に追想するものでありますなぁ~!
この若き日の体験は、もう二度とできません
なので今の若者達たちにも是非勧めておきたい
そんな気持ちになるものであります。
* * *
今回も、最後まで長いお付き合い頂きまして、 誠に有難うございました。