懐かしき1980’代のアメリカ・バス旅写真を観て追想する記




 

懐かしき1980年代、アメリカのバス旅写真の追想記


1985’「グレイハウンド・ツーリスト」

1986’「アメリクルーザー」

前記に綴ってあります通りですが、初めてのアメリカは、16歳の時でした。
右も左も解らずの少年でしたが、再び訪れることを胸に秘めていたのですよね~
無意識のうちに・・

そして、大学生になった私は再び訪れる機会を運命に与えてもらえたのでした。

押入の奥深い場所にひっそりと眠っていた数々の写真から、今回はここに綴ることにし
昔のアメリカ風景を観てみようと思います。

随分と前の写真なので、その写真から想い出す事のみを文字として記していきますが、
記憶から抜けてしまっている箇所は、省略となってしまいますが仕方ありません・・

1985年(昭和60年)    

「グレイハウンド・ツーリスト」

今はどうだか分かりませんが、アメリカは日本の様に細かく電車路線が無いため庶民の
移動手段に大陸横断バスという乗り物があります。

運賃も安いため、一般の人達はこのバスを使って大陸を移動するのですね~

ビジネスや経済的に余裕のある人らは、国内線飛行機を利用するのですが、やはり高い為
余裕の無い人らの味方は、時間はかかりますがやっぱりバスなのです。

学生のぼくらも旅資金に余裕があるわけでもないので、当然にこのバスを使いました。
で、初めてのアメリカバス自由旅なので、旅の名前を「グレイハウンドツーリスト」
名付けたのでした。

アルバイトで貯めた少ない予算で、いかに旅を完遂できるかが若い時には良いのですね~

デジタルカメラはまだない時代で、フィルムカメラ写真を画像化し加工し貼り付けています。

何枚もの中から、なるべく想い出深く映りの良い状態のものを抜粋して選びました。

今から何十年前と、ずいぶんと昔のアメリカ西海岸の状態を感じられるものです。

この回に廻ったアメリカの州は、西海岸近辺のカルフォルニア州、アリゾナ州、ネバダ州
の3つだったと思います。

まずは、16歳の時に初めて訪れた西海岸のロサンゼルスへの再訪問でした。

まだ数年しか経過していなかったので、空港も変わっている雰囲気はなかった感じです。

 

その時の旅日記は残ってありましたが、長すぎるため割愛していきます。

相変わらず、この時代のロサンゼルスは映画の様な怖い地域も存在していて、大学生とはいえまだ未成年だったの僕らにとっては、恐るおそるの出来事も体験したのであります。

16歳の前回とは違い、ツアー式ではない自己責任の旅なので、毎日自らで宿を探すのです。

その昔「ライスカレー」というドラマがありましたが、あんな感じで英語力など始めはで、

何を聞かれているかも、さっぱりなのでしたから・・ジェスチャーで乗り越えていきました~

 

↑ アナハイムで止まったモーテル
ベストウエスタン

もちろん、久しぶりのディズニーランドに訪れる為に泊ったのですが
ディズニーランドの近くには、こうしたモーテルが多かったと思います。

*    *    *

やはり今はどうか分かりませんが、ロスのバスステーション近辺は凄く危険そうな感じの
ところで、歩きでは身ぐるみ全て剥がされてしまいそうな感じに思えましたね~!

↓これが「グレイハウンド・大陸横断バス

ロサンゼルスに2~3日滞在後、このバスを使ってアリゾナ州フェニックスへ向かいます。
都市をしばらく走ると、何もない砂漠地帯になり果てしなく真っ直ぐな道に感じました。

途中で、映画で観たような小さなガソリンスタンドと店が一緒になった所で運転手さんが、コーヒーを買って戻ってきました。長距離なので、運転手さんも大変なのです。

翌日、フェニックスへバスは到着

ここフェニックスでは、特に目立った観光地も探さなかったようでしたので、次に目的の地
フラッグスタッフから「グランドキャニオン」へ向かいました。

いざ到着しても、信じられない光景なので(手が届かないと信じられない感じ)本当の景色
に自分が立たされているにもかかわらず、信じられません!と、そんな覚えがあります・・

↓ 自分のいるこの光景さえ信じがたい感じ

フラッグスタッフに泊った次の日に、ネバダ州のラスベガスへ向かいました。

ここはこの時初めてだったので、他ではない街の雰囲気に感動するのでした!

1985年のラスベガスは、こんな感じでしたが
それから十何年後に訪れると、ホテルがたくさんできていてさらに賑やかに発展してました!

ここで2~3日滞在した後に、同じ州のリノへ向かってからサンフランシスコへ行き、その後
ロサンゼルスへ戻っていきました。

こうしてこの年、3週間程の期間で3州を周り、アメリカのバス旅体験を覚えたことで

さらに次の企画に進むことになるのでした・・ そして再びアルバイトし夢に向かいます。

 

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