ヘッドライトのキズ消し磨き後に即コーティング塗りで失敗!~復活記




①からのつづき


というわけで、ここから敗者復活戦の記録です・・

この夜、ヘッドライト クリーンの失敗に打ちひしがれながら動画をもう一度観て、何が欠けていたのかを探すと横着した部分がはっきりと解らされました! そうです「コンパウンドがけの甘さ」でした。

せっかく「ヘッドライトのコーティング」をしたのに、曇ったままのコーティングでは「笑いもの」で恥ずかしくて公道も走れません! 車検も絶対通りませんのでヤバイでしょう。

そして、さっそく次の日には「ヘッドライト透明感の蘇り」を賭けて出陣・・

もう一度マスキングから始め、せっかくのコーティングを再度ペーパーがけで剥がしていかねばなりません!念のため耐水ペーパー2000番を再度かけて、以前から持っていた塗装用研磨スポンジ(3000番相当)で仕上げます。

これで振り出しに戻れたと思いましたので、ここからが勝負です。今度は横着せず「コンパウンド磨き」を丹念に我慢強くやるのです!(時間もかかり手も疲れますが・・)

中高年齢なので疲れてきますが、復活を目指してひたすらにコンパウンドで磨いていきます。(ここで使ったのは家にあった安い一般的な、中目のラビングコンパウンドです)

焦らず丹念に少しづつコンパウンド磨きをしていくと、だんだんと透明に戻ってきました!(ここで大切なのは全体を診ず、区画的に診るということです。全体的に見てしまうと焦りが起こって、昨日の様に曇ったままに終わります。)

両側で1時間もやっていると両手がいい加減に疲れてきますが、しだいに透明感が戻ってくると苦痛も我慢できます。

とりあえず、以前の状態に戻ってきたところですが いい加減に手が疲労の限界になってきたので仕方なく物置から「電動パフ」に登場してもらいました・・

今度は家にあった「超細目コンパウンド」でパフかけすることにします。タオル生地パフ掛後、ボア生地かけで仕上げていきました。(しばらく振りなので、パフがけのコツ忘れていましたが)

その甲斐で敗者復活戦がめでたく達成できた感じで、当初のキズも曇り状態も無くなってきました!


仕上げに本当はここでコーティングシートを塗るべきだったわけです。しかし昨日のコーティングシートはもう使えませんので、とりあえず応急処置としてシリコーンを湿らせて塗っておくことにしました。

当初よりも大きな目立つキズは無くなりましたが、よーく見れば細かーいキズはペーパー研磨によって付いています。しかし画像の通り、肉眼で視るかぎりはピカピカになっているのです。

これで少し様子をみて、今度はUVカットのコーティング剤やガラス系コーティング剤等を探そうと思います。

今回初めてヘッドライトのペーパー研磨を経験しましたが、確かにツルツルの手触りにするのにはペーパー研磨はさすがでした。

以前の手触りと違うのは実感できますし大きなキズも消すことができ、また以前よりも透明感も出ましたので大きな手間や時間を費やした甲斐がありました。

時間と手間がかけられない人は補修業者に依頼するしかありませんが、一度自分でDIYすると様々な事が解かってくるものです。(今回の様に失敗しても復活できるなど)

それにしても、ヘッドライトの透明感が復活してホッとしました~!

予算が無い人も、時間と手間をかけられる人なら「ヘッドライトの輝きと透明感の復活」を信じてやってみるのも良いでしょう!


*お終いに

今回のヘッドライト磨きはポリカーボネート(樹脂製)の場合ですので、他の素材には適応ではありません。また当記は体験記のため、同様のDIYを保証するものではありません。