先日のあるTV番組で観たドキュメントで、
毎日目を覚ます度に、新しい世界に思えると
いう記憶障害を患った人が出ていました。
私は、それを観て思いました。
「まるで毎日生まれ変わっているようだ!」
これは、輪廻転生を前提に考えた場合ですが
人間は生まれてくると、前世の事をリセット
されてスタートする感じになっています。
逆に、輪廻転生など無いと考えるとなれば、
今回限りの世界になりますので、今回の題名
のように、この世界は自分だけの今回限りの
バーチャル的自己世界となるでしょう!
つまり、こうして自分が生きている間だけの
世界ということになるのですね~
自分が亡くなってしまって、この世から消え
れば、同時にこの世界の存在も消えるという
意味です。
輪廻転生を考えなければ、今こうして居る所
は自分の体があっての存在ということ・・
まさに、今見える範囲だけは自分に対しての
存在する世界、バーチャルな世界です。
学生の時も、社会人になった時も出逢った人
の中で、「亡くなれば人間それまでだよ!」
と輪廻転生を考えていない人達もいました。
自分が亡くなっても、この世は続いていると
は思っているでしょうが、実質的に考えれば
自分が消えれば、自分の居た世界も消えると
同じになるので、まさに今見える世界は自分
の存在専用のバーチャル世界になりますね!
ある動画サイトでも「この世界は自分専用の
バーチャル世界であるかもしれない!」と、
表現しているチャンネルがありました。
私は、輪廻転生を考えている方なのですが、
こういう考え方もあるかもしれないと、ふと
思いました。
今、見えている、感じることのできる範囲が
自分のためだけに造られているセットであり
その範囲の外は、実は何も存在しないという
考え方は、「生きている間は自分が主人公」
と同じではないかと思ったのです。
みんな、自分が主人公で生きていますから、
その主人公の存在が無くなれば、物語も当然
終り、造られ用意された世界というセットも
無くなるという、そういう考え方ですね!
どちらの考え方が正しいのかは、実際に自分
が亡くなってからではないと分りませんが、
どちらにしても、これだけは正しいのです!
「生きている間は、自分が主人公!」
ですから、主人公である自分の役をやること
それしかできないのです!
どんなことをしても、他の人にはなれません
バーチャル的に考えると、他の人は自分にとって「登場人物」となるからです!
好きな人も喧嘩相手も、事故相手も被害者も、家族も子供もです!
みんな全てが、自分という物語に「時を決めて登場」してくる人達になるのです。
さらにバーチャル的に考えれば、自分の存在が消える時にはその出逢う人達も同時に消え
てしまうということになります。
そして、人間関係で嫌な人などが居たとしても、「この人は登場人物なんだ」と考えれば
その人に対しての気持ちが、少し変わってきて落ち着くはずです。
先にも記した通り、私は輪廻転生を考える方なのですが、こういうバーチャル的な考えも
「正しい面があるかも」と思い綴ってみました。
*今回何かのご縁で、この記を最後まで読んで頂いたことも1つのシナリオかもしれませんが、何か心のご参考になれば幸いと存じます。