プリンターインクPGBKが出ない原因は残量検知の影響だったのか記




インクの残量検知機能をOFFにしてみる!

そういえば少し前からPGBKブラックは、実際にはインク残量があるのに「インクが無くなった!」と検知されてしまっていたという、その誤差の大きさにこの時何かのヒントを感じます・・!

↑の画像でも分る通り、グレー(GY)の残量も黄色のビックリマークになっていますが、実際にはまだ40%~50%は残っている状態です。

もしかしたら、これはプリンターインクの残量検知機能での大きな誤差が何か影響しているのでは?と考えました。

そこで上の画像のようにインクが入っているのに無いと判断されている、この検知機能をOFFにしたらどうなのだろうかと実際にやってみようと思いました!

*インク残量検知をOFFにする方法↓

プリンター側に付いているインク残量検知機能は、インクカートリッジ容量と付いているチップの性能によっても誤差(正確性)が変わってくるのかもしれません。

一般的に汎用品カートリッジの場合は、純正品よりもインクの容量が多いため予想残量の誤差が出るのでしょう。

さて、特に大きな期待はしていませんでしたが、とりあえずブラックインク(PGBK)の残量検知機能をOFFにしてみたところ、不思議なことにまるで印字不良など無かったかのように突然回復したのです!↓

↑の画像内にも記している通り、インク残量検知が無しと表示していた時には何度強力クリーニングしてもはっきりと印字されなかった状態が、検知機能をOFFにした途端急に一変し、はっきりとした正常な印字に戻ったのです!(*_*)(^^)/

何で急に??と不思議に思いましたが、今考えるとこれはやはり残量検知機能が影響していたとしか考えられませんでした!

これはあくまでも自己見解としかいえませんが、インク残量検知機能とインクジェットの噴射が大きく関係しているということ。

つまり「インクの残量が無いという電気信号=インク噴射量を抑制」という結果となり、いくらヘッドが詰まりなく綺麗だったとしてもインクの噴射がされなければ常に印字不良となってしまうわけです

これは今までに思いもしなかったことですが、インクの残量はインクカートリッジ側のチップから機器側に伝わっているために、「インク残量が無い」という検知信号によって機器側に付いている端子(千枚通しみたいな針群)からヘッド側(裏に付いている基盤)に噴射を抑制させるという機能も備わっているということでしょう。

この噴射の抑制機能が働いていれば、いくら強力クリーニングをしたところで(なんとかインクを搾り出したところで)インクのカスレた薄いインクしか出ないわけです。(そして暫くすると、また何も出なくなる・・)

5つ前↑の画像の通り、残量検知機能をOFFにする前には何度クリーニングしてもインクが最後まではっきりと噴出されていなかった状況が、今回のこの検証(実証)そのものだったと思います。

それともう一つ考えられる原因としては、PGBKブラックの検知機能だけ壊れているということも考えられるかもしれません・・

もちろん本来プリンターに搭載されている検知機能は、純正のインクカートリッジの容量に合わせてプログラムされているので汎用品の残量とは誤差が出るのは仕方ありません。

インクが入っているのにシステム的に入っていないと検知されてしまう時は、今回のように次第にインクも噴射されなくなる場合もあるということが分かりました。(検知機能が不良の場合も含み)

カートリッジ内のインク量が見える場合は、残量無し警告表示がされてもまだインク残量があるかが確認できますので、その際は検知機能をOFFにしておくとインクの噴射抑制も防ぐことができることを今後も覚えておきたいと思います。

以上、今回のこの体験と同じ様に「ヘッドを洗浄してもインクが出ない!」という場合には、この記を一つの参考にして頂けたらと思います。

また、今回のこの体験での見解は全ての市販プリンターに適応するとは限りませんのでご承知下さい。


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