16歳だった当時のアメリカ旅行を想い出してみました記!




 

最後はアメリカ「ディズニーランド」へ

あっという間に時は過ぎるもので、最後は アメリカのディズニーランドへ行く日となり
このツアーのメインイベントだったのですね!

当時は、まだ日本にもありませんでしたから、ロサンゼルスへ来るしかなかったのです。
私は、ディスニーランドなんか知りませんでしたから、楽しみにしてたわけでもなかった
のです。でも他の方々は、とても楽しみにしていたみたいでしたね~!

 

当時の日本人が思い浮かぶ遊園地といえば、豊島園とか富士急とかが浮かびますけど
このアメリカの「ディズニーランド」というのは、一段違うテーマパークという新型概念
だったので知る人にとっては、まさに   憧れの「夢の国」だったのでしょう!
(私には分っていなかったのですけど・・)

でも、そこへ入園していくと驚くんですね~ 日本の遊園地とは格段に違っていますから
技術的な仕掛けも驚くばかりでした!   「カリブの海賊」と「ホーンテッドマンション」は特に
衝撃的だったことを、16歳の私がこの日記へ書いています。

 

 

園内で写真撮影に応じている、様々なキャラクターが居ますが、シンデレラやアリスなど
どの役の人も、凄い綺麗な女性でしたので、本当に凄い所だと思ったのです!

その夜は、最後のアメリカとなりますので、先輩らとディナーショーに出かけたのですが
まだ未成年だった私は、「カクテルみたいな、お酒を出されてしまい嫌だった」と日記に
書いてあったので、今想うと私も当時は純な少年だったんだなぁ~って懐かしみました!

こうしてこの後、ロサンゼルスの夜景スポットを楽しんでホテルへ戻ったのですが、その
翌朝はついに、帰国の日となるのでした。

ホテルを出発する前に私は、ホテルのすぐ外街路にあった新聞の販売器に行って50¢を
入れ、日本では手に入らない大人向け新聞を何冊か買って来たのでした。

ロビーでその事を聞いたツアーの男性兄弟も買いに行ったようでしたが、先輩に「帰国の
税関で、きっと没収されるかもしれないよ」と言われてしまいました。

そして、空港へバスで送られて行きました。
入国審査は厳しく感じましたが、出国手続きはあっという間で終わった気がします。
国から出て行く者に厳しさは必要なしです!という感じですね~

あのロサンゼルス空港の印象的建物を後に、再び飛行機は日本へ飛んで行きました。
いつかまた、きっとあの建物を見に来る」と予感を感じながら、お別れでした。

16歳だった私のこの体験は、後の自分にも大きく影響を与えることになります。

再び、10時間の搭乗を我慢していましたが 「やっぱり飛行機の音はうるさい!」と、
日記に書いていますね!

成田空港に着陸となりますが、まだ外国に居る様な現実離れした気分でした。
入国審査を済ませ、荷物を持って税関検査は本当にドキドキしました!

検査員は私のパスを見て、16歳と知った?のか、底に隠した大人用新聞までは手を伸ば
すこともなく「はい、いいですよ!」って、心の中では「やった~!」だったのですね~

迎えに来ているはずの母達の姿は見えず、連絡したら代わりの知人に頼んだというので、
探し回ってやっと出逢え、車で家まで送られたのでした。

無事帰宅したその翌朝、私は「夢だった?」 「何か現実みたいな長い夢だったなぁ~!
って思ってしまいましたが、すぐそばには  大きな荷物とアメリカのお土産、それに
使い残ったディズニーランドのチケットが、 現実だったことを証明していたのでした!

 

 

その日は、学校への登校があったのですが、本当にその日は学校へ行きずらかったことを
想い出しますね~!

当時は、アメリカへ行った生徒なんていませんでしたから、登校するとみんなの目が違い
他のクラスの知らない生徒まで、廊下ですれ違う私を見ていましたからね~

それから3か月は、アメリカへ行って来た私の事が学校中に広まり、まるで有名人になっ
てしまったかの様でした。
そして、その数か月後には私の体験に影響されたのか、先生が言い出しました・・

え~! わが学校も、これからグローバルな教育を行うため、外国から教師を招くこと
になりました! 来週、その一人目が視察に来ますので、生徒代表として○○君に最初の
応対をやってもらいます

え?  僕ですか?」

アメリカへ行ったので、私が英語でやれと!

それから、私は必死に英語を勉強したのは 言うまでもありません・・

 

 

そして数年後、英語の成績によって大学へ
入学できた私は、再びあの建物を見ることができたのです・・

ーー完ーー

本当に遠い昔のことでしたが、長い間生きていると様々な体験をしてきたこと、こうした
アルバムや日記が残っていると、その当時の自分の気持ちまで想い出すのですね~


 

今回のこの記は、自分への記録として綴っておいたものですが、万が一最後まで読んだと
いう方には、本当に感謝申し上げます

 

*後記メモ*
次の綴りとして体験記が残る「アメリカ大陸バスの旅体験」を記すことができました!