人としてこの世に長く生活をしていると、「あの時なぜか助かったなぁ」とか「何故かそれを選んで良かったなぁ」など「自分でも何故だか分からなかったけど」という経験が幾度かあると思います。
前記の2ページ目後半にも記しましたが、貧乏だったあるお坊さんに起きた数々の見えない助けが実際に起こったことは科学的にも証明できないことなのですが、これらの現象は紛れもなく現実に起きた事でありこのような事がこの世に本当に起こるのだという証になるのです。（見えない何かの作用（手助け）で・・）
今回は、「この世に守ってくれる守り神といわれる存在はいるのかどうか」という題となっていますが、前回の「決められてるシナリオ」と前々回の「解明できない奇跡の現象」記から繋がった感じで（追加で記しておきたい）人の世に生きる観念等の意味を含めて考え綴っておきたいと思います。
こんな技術が発達した現代でも、普通の人間の力ではどうにもできないことが沢山あります。
避けられない病気や事故、困窮・貧困、天変地異や戦争など、いつ自身や身の回りに起こるかそれは誰にも分かりませんので常に他人事とは言えません。
しかしそんなこの世界では、絶体絶命の中で助かった（命を長らえた）とか、運の良い方向（正解の方）へ導かれたとか、何故か不思議と免れたなどの経験をした人は沢山いるのです。（前記・前々記にあった実話事例のように）
それに気が付いていない人や、それは単なる偶然だったとした人も多いでしょうから、それらを含めると、それはそれは膨大な数になるでしょう。
奇跡的に起こったことや不思議に起こった出来事など、当事者以外の人にはそれが偶然だと判断されることが一般的ではあっても単なる偶然では起きえない事象も実際にあるわけですから、そこには何か別の力があったとしか考えられないのです。
（たとえそれが何故かは証明ができなくとも現実的に起こったことは事実であり、目に見える人間の力以外の何らかの作用が入って起こったことになるのです。）
ここで前記にも記した京都の住職の実話が一番説得力がありますので、それを事例に出して考えてみましょう。
1、若い修行僧の時に大事件の犯人（その時はまだ犯人とは知られてない時）と知り合って３回話す機会があったが、その３回とも出された毒入り缶コーヒーを選ばなかった運の良さ（毎回同じものを5～8個並べ出されて好きなのを選ぶが、その中の１つだけが毒無しだった！とのこと）
2、家族と究極の困窮時代に心中手前の最後の最後で助けの手が入り、家族の難しい病気が突然治ったり（医者もびっくりするほど）、同じく突然に借金の援助者が出てきたり、何かは分からないが「励ましのお告げ」が聞こえたりと、普通の流れではありえない現象が起こったということ。
３、将来自分のお寺を持つ目標で懸命に困窮生活を耐えた末、あのお告げ通りに念願の自分のお寺を手に入れられたのだが、その古寺を改修するには数億円という莫大の資金が必要であった・・が、人知を超えた存在（常識ではありえない存在）のそのお告げの通りに素直に従うと、本当に普通では稼げないその数億円が宝くじによって新規通帳に記入されることになったこと。（常識ではありえない存在の導きによって、改修工事費用の大部分を援助してもらえた奇跡的展開）
4、お寺に訪ねて来た心中寸前の母子が、何かの力によって偶然にしてもありえない幸運の連続が同日に起き、以後安定した生活を得られたこと。
5、改修工事開始の準備に、自分の意志ではない何かが乗り移ったかの衝動によって土地拡張の交渉が希望通りにどんどん進んでいったこと。今では独自の動画サイトやTV出演、講演会などの依頼が詰めかけるほどに有名になって飛躍したこと。（弟子やスタッフも抱えられる立場になったこと）
この他にも不思議な導き・周囲の展開によって最良の方向へ進んでいったことが多々あるのですが、そのほとんどは現代科学でも説明がつかない現象ばかりなのです。（その何かの力は解明不可能）
今までに世界中で「人知を超えた不思議・奇跡の出来事」は確かに現実的に起こっているのであり、それを考えると確かにそこには何かが存在し作用を加えたはずであり、それは到底人間には及ばない正に人知を超えた力ということになります。
前記にも記しましたが「偶然にも全員が遅れたことで教会で発生した爆発事故を、見事に全員が免れた不思議な実話」も、同じようにこの解明できない何かの大きな力が作用したとしか思えないのです。
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