長生きの秘訣は・・・本当は無い!?
答えは1つ。 「己の運」でしかないのだ!と想える記
私が想うに「1秒1秒のタイミングが運」となって重なっている(いく)としか考えられません。
「長生きの秘訣は何ですか?」
ご長寿の方々にインタビューするテレビ番組が昔からありますね~
長生きの秘訣でよく言われるのが
*健康のため体に良い~を毎日食べている
*体力を損なわないため~を毎日している
などを、テーマにして番組の中で特集として制作され全国ネットで放映されます。
そして、翌日などスーパーに行くと その品が売れ切れてしまっていたり
数日の間は売れること、売れること!
しばらくすると、人間は忘れていきますので いつの間にか
その品が飽きられてしまうものですね~
私の近隣で、だいぶ長生きしている年配の男性がいました。
本当に健康そうで、息子さんや娘さんの方が先に年老いて見えてしまうほどでした。
健康ジュースを飲んだり、健康的な食事摂取と適度な運動などをしていたのでしょう。
病院なんて長年通っていない、この年齢で全くうらやましい体の持ち主だなぁと
近所に思われていたのです。
こんな健康体なので、ギネスに載るくらいまで生きるのではと思いきや
ある日、あっけなく逝ってしまいました。不慮の事故でした・・。
先日、ネット動画で戦時中のゼロ戦パイロットの特集を観かけました。
終戦を迎える日まで、多くのパイロットが散っていった中
ごく僅かな者達だけが戦後のこの世界を見ることができたのです。
当時のパイロットであった、一人の年配の方へのインタビューを聴くと
「他の者達の機体は故障が多かったが、私の機体だけはいつも故障はしなかったのです!」
「何回もの出撃をしましたが、毎回追撃され落ちていく同志も多い中、いつも自分は帰還できる立場でした!」
戦後を生きられ歳を取って高齢になれる人は、確率的にも本当に少なかったのですが
何の運命なのか、生きながらえる長い人生になっていたのですね~
多くの青年が戦争で短い人生になってしまった中で、生き残って戦後の世界を見られる者は
どこが違い、何が導いたのでしょうか・・
この動画を観た後に、私はあることを想い出します。
その昔、営業をしていた頃のことです。ある建設会社の社長さんとその父親である会長さんと商談をしていました。話はなぜか戦争体験をした会長さんの話になりました。
その会長さんは「空母赤城」の航空隊だったらしく、ミッドウェイ海戦の際は別の隊に配属されていたので助かったとのことでした。
その後も幾度となく出撃を体験していったにもかかわらず、終戦まで撃墜もされず生き残ったパイロットのひとりだったのです。
戦後は土木工事関係に携わって、今の会社を起こしていった戦後長寿の方でした。
「今までこうして長生きできている秘訣は何ですか?」と私が聞くと
「特別に何して助かったわけでないが、長生きの秘訣なんか無くて、己の持って生まれた運(シナリオ)なんじゃないのかね~」
と、意味ありげに言っていたのでした。
人は逝ったからではないと本当のことは分からないのでしょうけど
「この人間として生きた思い出」は、長く生きた人生も短かった人生も全て意味のあることなのかもしれません。
明日の運命も分らない毎日、長生きの秘訣は「己の運(シナリオ)」を信じていくしかないのでしょうね~!
事故もなく、病気も起こらなかった今日の運(シナリオ)に感謝したいものです!
*追記*
先日私は知ったのですが、「人は死なない」という本を出したことで有名になった、東京大学医学部の救命医である矢作先生。この人がある動画サイトで言っていた一言は、とても共感できるものでした。
それは、「人は病気や事故で死ぬのではなく、寿命で死ぬのだと思います!」
この言葉は、今回のこの記事にぴったりだと思い追記としておきました。