
年齢を重ねるごとに身体の能力が衰えていくことは仕方がないことなのですが、それにしても【痒み】というのは体にとって非常に厄介な生理現象だと思うのです。動物は痒いと必ず手や足などを使って痒い部分を掻いて痒みを排除しようとします。しかし、強い痒みに対しては強い力を使いますので逆にその部分を傷めてしまうことになり逆効果になるのです。
体は何かを訴えて知らせているわけですが、「強い痒みという知らせ」はかえって細胞を壊させて悪化させてしまうことになりますので本当に意味の無いことなのですが・・どうしてそういう仕組みになっているのか未だに分っていません。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はこの歳になって初めて両腕に発疹が出てしまった体験記を綴っておきたいと思います。
今まで背中や脇腹等への発疹は起きてはいましたが、まさか両腕に出るとは思いもしなかったことでした。(背中の発疹については前回の記事をご参照下さい)
背中に広く出た発疹経験↓

初めて両腕に出た発疹は何だったのだろうか・・
↑トップの写真にもありますが、見てみると蕁麻疹みたいな発疹が腕の裏表に全体に出ています。いろいろと調べてみましたが、蕁麻疹なら一時的に出て消えるようですのでずっと出ている今回とは違うことになります。
始まりは乾燥した季節で真冬・年明け早々でした。正月の暴飲暴食みたいな食生活が影響したのかと思いましたが、かれこれ7.8年前から冬の乾燥時期には習慣のごとく背中などには多少のアトピー症状が出ていますので慣れてはいましたが、翌週になってまさか腕に出るとは思いもしませんでした!

↑はじめは上の様に範囲は狭いポツポツとした感じで大したことはないと思っていたわけですが

↑数日後には肘からどんどん全体的に発疹が広がっていきました!しかも両腕ともに広がっていったので、当然ながら処方箋をもらって薬を塗り始めますが、そんなに早急に治るはずはありません。

↑そして熱をもって痒みも伴っているので、冷やす方法に試行錯誤して無意識に掻かないように包帯を巻きますが、しかしそれも逆に痒さを増加させてしまい(-_-)一日で止めました。
とにかく睡眠中に無意識に掻いてしまうことが最悪なのですが、それが一番の難題なのです!(大の大人でもその強烈な痒みに耐えられないこともあるので・・そうなるとあとは縛るしかありませんが・・)
↓この写真のとおり(両腕とも当時の状態)その酷い痒みも想像できるでしょう↓

冷やすと痒みを抑えることができることは分かってはいるものの、それを持続させて安眠できるのは非常に難しいことだったのです。部分的ならまだしも、なにせ両方の腕の裏表全体ですから保冷剤や冷却シートでは全体を賄えません。なので本当にこれには途方に暮れてしまうほどでした・・
強力なステロイド軟こう薬によって症状が改善へ!
こうなると藁をも掴む思いになり、早急に効き目の出る強めのステロイド剤に頼るしかありませんでした。(アンティベート~クロベタゾール)比較的強力なステロイド軟こう薬

↑いろいろな治療法も調べ考えて、陽に当てて紫外線療法もやってみましたがどうだったのか分かりません。
保湿剤やビタミン剤など様々なものを用意して対処しましたが、いろいろやって腕の痒疹発症から10日経過↓

↑右腕外側の湿疹と痒みが治まってきたが、内側の湿疹はまだ残っている様子
左腕はまだ表も裏も痒疹が出ているので懸命に塗り薬と保湿剤を続ける↓

そして、忍耐強く続けて約2週間が経過し、右腕の湿疹がだんだんと消えてきたのです↓(^^)/

↓左側の腕も同じくだいぶ治まってきました!

↑黄色の〇部分・キズみたいに残ってしまっているが(当初けっこう掻いてしまった為のキズ跡)
湿疹が消えていくと共にあの強い痒みも出なくなっていくので、無意識に触ることもなく自然治癒していくのでした・・
2週間後~3週間目へ、ここまで改善してくれば強いステロイドはもう塗らずに、保湿剤類だけを使用していました。(強いステロイド剤は長く使ってはいけないので・・)
そして初めの発疹から約30日後、元の肌へと戻っていました(^^)↓右腕

↓そして左腕もほとんど同時に元通りになっていますね!

もうほとんど湿疹箇所も見当たらなく、真ん中に残っていた掻きキズも治っていました~!
最初の1週間でピークへ向っていくその時期が一番ひどくて痒みも最悪でしたが、薬を塗って耐え続けて10日間頃にはだんだんと治まっていくのがはっきりと分かりました。
とにかく痒くて掻いてしまうことが一番苦戦するところなので、痒みを感じないようにするのも必要なのです。痒みを抑える内服薬もありますが、なぜか私には効果がなかったので軟こう薬のみで闘いました!冷やすと痒みが消えるのは確かですが、今回の様に範囲が広いと本当に難しいのです。
さて、今回の両腕に同時に出た蕁麻疹みたいな発疹は初めてのことでしたが、なぜ突然に発疹が出たのか未だに分かりません。歳を取っていくとだんだんと免疫力も衰えていくので、体の抗体が乱れてしまったのかもしれませんね。
老人性皮膚そよう症という皮膚病も乾燥時期の冬場に発症しやすいので、皮膚に潤いが無くなってきた半世紀以上生きている人間には徐々に表れてくるのでしょう。近年は乾燥時期には保湿剤を必ず用意して肌の乾燥から守るようにしています。(夏場は比較的大丈夫ですけど・・)
アトピーという体質も老人に近づいていくと発症するのかもしれません(たぶん私もそうなのかもと思っています)手を見るとまだ皺が少ないので良いですが、身体に潤いがなくなると乾燥肌は進んでいくので私もあと10年もすれば今の状態ではないのでしょう。
次の記事へつづく・・
