長い人生を悩まされてきた「転職と天職と適職という言葉」を想う記!




今回のこの記は、長い人生において悩まされてきた「転職天職適職という言葉」を想う記というお題として綴っておこうとするものです。

人は学校を卒業すると、親の自営業を即受け継ぐ以外は多くの場合どこかの企業へ就職することが普通となっています。

しかし、会社という組織には入ってみないと分からないものが沢山あり、たとえ やりたかった仕事であっても思い描いていた内容とは違っていて不満を抱えてしまう場合も多くあります。

また、いろいろな人間が集まっているため、人間関係でも上手くいかないことが出てきます。

私も沢山の場合を経験してきましたので、様々な想い出が残っているものです。

仕事内容は自分のやりたい、自分が夢中になれるもの(楽しく思える仕事)だったのですが、職場の雰囲気や人間関係の影響で離れざるおえなかったこと。

仕事内容は自分にとって興味がない(面白みのない)ものだったが、職場の雰囲気や人間関係が良かったもの。

仕事内容も職場人間関係も両方良かったのだが、業績悪化で会社が倒産してしまったもの。

このように本当にいろいろな場合があったのですね~。

まったく落ち着きがありませんでした。

仕事も運命なのだろうか?

と いう事を真剣に悩んだ時が、私には今まで幾度とあったものです。

思い起こすと、私はいろいろな仕事を経験させてもらいました。
それはそれはまるで人の何倍も人生を経験させられたかのようです。

*   *   *

遠い昔のことから想います・・

学生時代のアルバイトでは、甘栗売りから始まり
冷凍庫での物流作業、飲料缶の製造、ストーブ製造作業など

そして、学生を卒業し社会人になってからは、インテリアの営業員から
工作部品の配送営業、下水道設備品の技術員、土木機械の営業 
通信販売の物流員、建具の配送営業、印刷品の営業と製造、 
半導体の製造、健康機器の営業、大型物流倉庫での出荷管理 
自動車部品の仕分け、GSでの監視業務、飲料水の出荷作業、 
中古自動車の仕入れと販売、MLMの講師係や保険の代理店などなど・・

その他、忘れてしまったのもあるかもしれませんが、覚えているだけでも、これだけ様々な仕事(職業)をしたのです~!
なんとも欲張りというか、職運がないというか・天職に巡り逢えてないというか・・

失職を余儀なくされた時は「ひとつの職業でずっとやっていっている人」が本当にとっても羨ましかったものです。
しかしその反面、様々な業界を知ることができたなぁ~という考えもありましたけど・・

どちらも一長一短です。
1つの穴を深く掘っていくことか、深さは浅いが数多くの様々な穴を掘っていくか。
これは、やっぱり全て、その人その人で価値観が違ってくるでしょう。

ただ言えることはひとつ
どういう形であれ、どんな職運であっても
すべては自分にとって、貴重な体験(シナリオ)なのだと思えます。
嫌な仕事をしたことも、楽しかった仕事をしたことも全て!
二度と同じ様には戻れないのですから・・。

遠い昔、私の卒業する頃は大変な好景気
いわゆるバブルといわれる時代でした。

失業率はとても少なく、人材派遣という会社も存在せず
すべて社員の待遇募集の広告ばかりで、家には電話帳ぐらい厚い新卒募集の冊子が、2冊も
送られてきたのでした。

当時は中小企業ともに仕事量が多くなっていたのでしょう。 
注文が多くても人出が足りず間に合わない理由で 
黒字でも倒産してしまう会社もあったほどでした。

私も様々な会社を見学に行きましたが、「来てくれ、来てくれ!」と 新卒を必死で勧誘していました。
説明会でお昼にお寿司を出して、もてなしたり
「スーパーカーを貸してあげるから・・」などという会社もあり
新卒者は売り手市場の中、本当に恵まれてた時代だったのです。

転職の目的は天職と巡り逢うため!
  • 転職は、今までの仕事(業界)を変えて違う職へ変わること
  • 天職は、今生に生まれた自分にとって使命の様にぴったりの職業・仕事
  • 適職は、好きとか嫌いとかは別として、自分にできる、合っている職業・仕事

と、いう様な意味・解説なのでしょうけど、結局自分にとっての理想的な職業と巡り逢えることは本当に職運が良いとしか思えません。(出逢えることは難しいことから)

私の様に落ち着きたいと思っていても、そうは上手い具合にはならずにあっちこっちに回され続け年月を生き歳を重ねていった者もいるのです。

若い頃、転職はやってはいけないと云われた記事がありました。アメリカと違って日本は履歴書に沢山の会社名を書くと印象が悪いという意味でもありました。

転職をする者が全て「決断せざるおえなかった様々な事情」を持っていて、仕方がない流れなのです!

昔ある職場の先輩が、ストレスを抱えた後輩に言ってくれてたことを想い出します。

そんなに我慢すると病気になってしまう!会社に殺される前に辞めた方がいいよ!この世に会社は他に沢山あるんだから・・

自営業なら仕方がありませんが、どこかの会社員ならその会社の為に命を捧げることはありません。(その会社のために生まれてきたのでなければ・・。)

会社よりも自分を大切にすること

転職で悩むことはありません!

家族経営の会社なら別ですが、今の仕事、職場、人間関係で会社に行きたくなければ、ストレス病になって捨てられてしまうよりは 自分を救えます

私の今まで長い道のりにおいて、多くの職を(己のシナリオに)やらされて解かったことなのですが、仕事とは思えない(楽しいと思える)仕事には後から褒美(収入)も大きく付いてくるものです。(実体験から)

ここが大きなポイントですが、この仕事は楽しいから休みは無くても良いと思える仕事は、自分にとって天職であるといえるのです!(収入が一番の目的ではないということ!)

 

転職する目的は、天職に巡り逢うためのものだと思って決めましょう

—–完——

*今回のこの綴り記は、このサイトのNo70記を記念として記録するものであり、よそ様に読ませる程の内容ではありませんでしたが、たまたま開いてしまった方には何かの縁(導き)があったのかもしれません。

*また今回の記は、昔(過去)の自分への激励としての意味の綴りでもありますが、万が一最後までお付き合いいただいた方がいらした場合には、少しでも何かのヒントとなれば幸いに存じます・・。